そのものがもつイメージの悪さに引っ張られずに正しく判断することの大切さ
物事そのものが持っているイメージというものがあります。
これは何にでも言えることです。
そのイメージが先行するからなかなか受け入れられない、または誤解を与えるということがたくさんあります。
イメージの問題
例えばリンゴの実は「赤い、甘い」というイメージだと思います。
でももし「青い、辛い」リンゴの実があったらどうでしょうか?
そんなものリンゴじゃない!
そういう声が聞こえますね。
確かにここまで違うとそれはもうリンゴではないのかもしれません。
では「赤く形も全てリンゴに見えるもの」で、食べたら辛いものだとしたらどうでしょうか?
見た目にはわからないので食べる時には「甘い」と信じて食べるはずです。
が、実際は辛い!
人は予測を裏切られたことに困惑することになるでしょう。
物事の本質はそのイメージが全てを表しているわけではありません。
持っているイメージ自体が誰かに刷り込まれたものであり、自身が確認したものでないことがたくさんなのです。
そういう意味では子供は親から教わる前は何も知らない状態で、自分で体験しながら「リンゴは甘い」と知っていくのです。
大人になると情報を簡単に手に入れられるようになるため身をもって体験する機会が減るのです。
イメージの払拭が難しい
良いイメージを持ってもらっていることならいいのですが、悪いイメージが定着しているものもあります。
でも、実はイメージは悪いですがその本質は実は有用なものであるというものもあります。
例になるかわかりませんが大麻という言葉を聞くと「麻薬」と感じますが、七味唐辛子には大麻が入っていることをご存知ない方もいらっしゃいます。
そのものが悪いわけではなく、使い方や取り扱い方が正しければ美味しくいただくこともできるのです。
一度持たれたイメージを払拭するのは難しいですが、イメージだけで判断せずに自分で体験して選択できる人間になりたいですね!