iPhone6sにiPad PROが登場する!?9月9日新型iPhone発表をジョブズはどう思っているんだろう?
※写真はイメージです!
いよいよ明日(10日の午前2時)、新型iPhoneである「iPhone6s」が発表されます。これによりまた多くのiPhoneファンの方々が今か今かと待ち望んでいる状況ですね。
毎年この時期の発表にワクワクしているのは僕も同じですが、ちょっと考えることもあります。
商品バリエーションを増やすということ
一番最初のiPhoneが発表された時はカラーバリエーションはひとつでした。
最初のiPadが発表された時もカラーバリエーションはひとつ。容量の違いで選んでいました。
最近のiPhoneはどうでしょうか?
カラーバリエーションだけでも白・グレー・ゴールドと3色あり、新型iPhoneはさらにピンクが追加になると言われています。
ここに容量の3パターンが追加になると4色×3パターンで12通りのiPhoneがあることになります。
これが何を意味するかというと「在庫を抱えやすい」ということです。
例えば新色のピンクが偏って売れたりすると、残った色の在庫を抱えることになりますね。生産調整をしっかりするとは思いますが、潤沢な在庫を確保するためにはやはり「ちょっと多め」に作っておくはず…
以前のようにカラーバリエーションもひとつで容量だけの差ならパターンも少ないのでだぶつく在庫も少なくなります。
iPhoneにおいては6より「Plus」というサイズが違うものも登場していますのでさらに組み合わせパターンが多くなってますね…
今回の発表では「iPad PRO」という12インチタイプのiPadが出るという噂です。と、いうことはiPadはminiとノーマルとPROの3サイズ…
以前、スティーブ・ジョブズの半生記を綴った記事を読んでいた時に、Appleを一度追い出されたジョブズだったが、Macを多様なバリエーション展開をしたことによる在庫増で経営が傾いたAppleに戻ってきて、徹底的に無駄を省いて立て直したというような内容を見たことがあります。
今のAppleが過去のような多様なバリエーション展開をしているように感じて…ジョブズの考え方からは変わってきているのかな?とも感じます。
カスタマーの要望なのだろうが…
サイズ・カラーバリエーションが多い方がより多くのユーザーを確保できる!という根拠があるからこその展開なのでしょうが、ある程度不自由なところがあるのも悪くないと思う気持ちもあります。
カラーバリエーションが少なくてもiPhoneが与えるユーザーエクスペリエンスはとても素晴らしいと感じているので、流行に流されずiPhoneらしさを貫いてほしいなと思うところです…
でも…何はともあれ、今晩が楽しみですね!