全てのタスクを「見える化」することの最大のメリットは時間が有限であることの再確認であると声を大して伝えたい!
あなたは与えられた24時間をどのように捉えていますか?
限られた24時間の中で何をすることに時間を費やしていますか?
時間を意識的に使うのか、それともただ流されているのかによって、同じ時間を過ごしていてもその密度は大きく変わることになります。
中身に意識する
1日をしっかりとコントロールしている人とはどういう人でしょうか?
多くの人が仕事の時間だけは手帳をつけたり、Googleカレンダーなんかも使って自分の行動を管理していますが、プライベートについては管理がずさんです。
もちろん、「市役所に住民票を取りに行く」とかの絶対にやらなくてはならないことはメモしたりしているかもしれませんが、そういうものではなく「いつもやっていること」を全く管理していません。
7つの習慣でも書いてありますが、バケツに大きな石と小さな石、砂を入れるにはどうやって入れるとすっきりと収まるか?という問題と同じです。
多くの人は大きな石を入れて、小さな石や砂は「まあ、これくらいなら入るだろう!」と考えることで終わっています。
また、追加で大きな石が入ってきた場合にはそれはバケツに一生懸命収めます。
そうなると…わかりますよね?
まだバケツに入れていない小さな石や砂は入らなくなってしまうのです。
大きな石は「やらなくてはならないタスク」であり、小さな石や砂は「日常的に行っているタスク」なのです。やらなくてはならないことばかりに目を奪われていると日常的に行っているタスクがおろそかになる…でも日常的にやっていることだから必ずやる。つまりやらなくてはならないタスクを「思っていたよりもやる時間がない!」という現象を生むのです。
時間をどう使うかしっかりと意識する!
[photo by Theen ...](http://www.flickr.com/photos/57768536@N05/18686571058
やらなくてはならないタスクだけでなく、いつもやっているタスクについても全て「見える化」しておくことで、やらなくてはならないことだけに振り回される状態からは脱することができます。
目の前のことをやっていたらあっという間に時間が過ぎてしまった…というようなことにならないようにも全てのタスクを見える化するためにスケジュールに落とし込むのがベストなのです。

- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
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