仕事中だけでなく、プライベートでもタスク管理を実行する理由はいたってシンプルなこと!
仕事ではGTDの考え方によってやることを明確化し、タスクシュートの手法による「目の前のことをやる」ということに集中する形のタスク管理を実行しています。
やることの迷いが少ないので、多少イレギュラーな仕事が入ってきても、どこでそれに対処すれば良いか?これを今対処することでどこにズレが出るかがわかるということはとてもストレスの少ないことです。
では、プライベートではどうでしょうか?
朝起きた時間から実行する?
タスク管理、とりわけタスクシュートを実行している人は「朝起きた時間からタスク管理を実行している」という方が多いです。
朝起きてから「顔を洗う」「朝ごはんを作る/食べる」「歯を磨く」といったように「朝の身支度」をタスク化しているのです。
タスクシュートでのタスク管理を実行したことがある人ならこれが普通の考え方であることは全く持って疑う余地はありませんが、タスクシュートを知らない人から見たら「なんとも生き辛い生活を…」と心配されてしまうでしょう。
もともとタスクシュートはExcelのファイルを使ってやるものであり、朝起きた時からいきなりパソコンを開いてタスクシュートするのは難しいですよね?
今はiPhoneでタスクシュートができるiPhoneアプリ「たすくま」があるのでExcelを開かなくても問題ありません!
このようにプライベートでもタスクシュートを実行することは簡単なのです。
では、なぜプライベートでもタスク管理をするのでしょうか?
みなさんが仕事においてタスク管理をしよう…と考えた理由を思い出して見てください。
やることが多い、やることを忘れてしまう、常にやることに追われている…
様々な理由があると思いますが、大元の理由は「やらなくてはならないことだけに振り回されるのではなく、やりたいことができるようにしたい!」という気持ちでしょう!
7つの習慣でいうところの「第二領域」を増やしたいということです。
プライベートでタスク管理をすることも同様です。
仕事から帰ってきて、寝るまでの時間をいかにうまく使うか?起きてから会社に行くまでの時間をいかにうまく使うか?
そして休みの日の時間をいかにうまく使うか?
プライベートにはプライベートの「やらなくてはならないこと」があります。だからプライベートの時間を全て「やりたいこと」に回すことはできません。
仕事と同様に「やりたいことをやるために」タスク管理をするのです。
生き苦しそうに見えるがその逆!
プライベートまでタスク管理をしていると、とても生き苦しい感じがするかもしれませんが、実はその逆で、楽しく生きるためにタスク管理をするのです。
やらなくてはならないことが見えており、それをどのタイミングで実行するかがわかっていれば、それ以外の時間は自分が本当にやりたいことをやれます。
また、反対に「やりたいことをやる時間」を決めてから、やらなくてはならないことを振り分けることで「やりたいことが本当にできない環境なのか?」が明確になります。
時間がないからやりたいことができない…
そんな悩みを持っている人はぜひ一度プライベートのタスク管理を実行してみましょう!

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