歳をとったら褒めてくれる人よりも叱ってくれる人の方がずっと大切だ!
photo credit: National Assembly For Wales / Cynulliad Cymru via photopin cc
唐突ですが、人は必ず歳をとります。どんなに拒んでも毎年確実に歳をとっていきます。
それは年齢が増えていくというだけでありません。身体や見た目、精神的にも歳をとっていくのです。
そんな歳をとってきた時にあなたを「褒めてくれる人」よりも実は「叱ってくれる人」の方が重要であるという話をしましょう。
歳をとると概ね…
僕は今年36歳です。まだまだ若輩者ではありますが、まずまずの歳になってきました。
僕が感じていることは「歳をとると周りは遠慮をして本音をなかなか話してくれない」ということです。
例えば会社で言えば、本当はそう表いないが上司が言うと変に説得力があり「そうですね…」と受け止めていく…それが積み重なってくると何も自分からは言えなくなってしまうといったケースです。
また周りからは社交辞令のような言葉が多く、「〜さん、頑張ってますね!」といった言葉や「〜さん、痩せたね〜」といった言葉に代表される「表面的の変化」だけにフォーカスした話も多くなってしまうのです。
僕は「叱ってくれる人の方が本気であなたのことを考えてくれている」と考えています。
「〜さん、頑張ってるけど、ここはもっとこうすべきで…」 「〜さん、もっと仕事の時は…」
相手のことを褒めずにこのように否定から入ると、だいたいの人が「不機嫌」になると思います。
そりゃそうです。誰だって否定されたくありませんから…
でも、歳をとったら周りは基本的には「すごいね」としか言いません。だからこそ、「そうじゃない!」と言ってくれる人を大切にしなくてはなりません。そのためには「相手が自分のことを悪くしよう、陥れようと思って言っているのではない」という前提をしっかりと信じておくことが大切です。
あなたにとってそれは誰?
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多くの人が当然のように叱られるのは嫌です。そして、おそらくこちらもそうですが「叱る」ことも嫌なはずです。
叱ってくれる人とは、そんな嫌なことを率先してやってくれ、あなたに「喝」を入れてくれる人です。思い返してみて、あなたの周りにどれくらいいるか考えてみましょう。
今思い浮かんだその人こそ「最も大切にすべき人」だと言えるでしょう。