「私ってこんな性格なんで…」と嘆いているが、仕事をするのに性格を変える必要は全くない!
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「私ってこんな性格だから…」
「昔からこういう性格なんです」
こんなことをたくさん聞きます。
はっきりと言いましょう!性格がどっち向いていようが仕事においては全く関係ありません!
性格の向き不向きで仕事を選んでいると選択の幅も減ってしまいますし、全てを性格の不一致のせいにしてしまうという罠にハマってしまいます。
性格を変える必要がないと言っても…
だからといって何もしなくていい、ありのままのあなたでいいというのは「アナ雪の歌詞の中」だけです。
性格は変える必要がありませんが、変えるべきことはあります。
では、何を変えるべきなのか?
それは「習慣」です!
性格がどうであれ、やるべきことの習慣がちゃんとしていれば問題はないのです。
習慣とは「意識的な行動」によって培われます。
最初はしっかりと「やる!」という意識を持って取り組み続ければ、それはいつの日か「無意識」にできるようになる…つまり習慣化するということです。
例えば物事をマイナスに考えてしまうという性格だとしましょう。
意識しなければマイナスに考えてしまう…だから最初は「意識して」プラスに考えるようにするのです。
それを繰り返していくと、いつからか「プラスに考える」ことが無意識にできるようになるのです。
「結局、性格を変えろってことじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、違います。
性格というのはその人のそのものが持つものであり、どんな場面でも出てくるものでもあります。
習慣は「その場面では出てくるもの」であり、必要な局面で、無意識に出てくるものだと僕は考えています。
つまり仕事という場面ではネガティブに考える性格を「習慣」によって補い、私生活では仮にネガティブな感情になってもよいのです。
仕事も私生活も全てを変える!変えなくてはと意気込みすぎることが問題なのです。
0か100か?
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物事を突き詰めるタイプの人は「ゼロか100か?」と考えてしまいがちです。
100を狙い過ぎると60や70では満足できなくなる…そうなると常に不満がある状態となるためどんどん自分を追い詰めていってしまう。
最後には「自分はダメな奴だ」となってしまうのです。
性格まで変える必要はありません。
まずは習慣だけでも変えていくことで、間違いなく充実感を感じる機会は増えるでしょう!