「斜め上をいく」と話題のポスターを見て感動した!
一応広告会社に勤めている僕ですが、センスフルなキャッチなどはなかなか思いつかず、いつも四苦八苦してます。
そんな中、大阪市阿倍野区にある「文の里(ふみのさと)商店街」が商店街活性化のために作ったポスターが「斜め上をいく」と話題になってますね。
このポスターを見て感動を覚えました!
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センス溢れる切り口!
このポスターは大阪商工会議所が電通関西支社に依頼して制作されました。制作したのは電通関西支社の若手クリエーター60人…若手の発想が素晴らしい!
たくさんある中から10枚ほど…
商店街の持ち味を活かしつつ、伝えたいポイントはしっかりと伝えているところがスゴイ!
キャッチにばかり目がいきがちですが、小さな文字にもしっかりと配慮があります。
例えば一番最初のポスターは「お疲れさま」を「お漬かれさま」と漬物屋ならではの感じに。
薬屋はキャッチの「バカ」に対して「かしこい薬の使い方」とあります。
またポスター全体の文字バランスや余白の使い方にもセンスが溢れてます。
シンプルなものでも充分伝わる!
広告というのは伝えたいことが多くなるとそれに比例してどうしても文字量も多くなりがちです。
それが単純に悪い訳ではありませんが、伝えたいことを絞ってシンプルに伝えることも訴求効果をあげるためには必要なポイントだと思いました。
そして、本当に大切なのは広告主の協力です。
魚屋の広告主さんはピチピチを表現するために自らパンツ一枚になり、魚拓ならぬ「人拓」までやってます!
これは店主が広告会社の提案を理解し、協力してくれたからこそできるポスターなのです。
いくら良質の企画を出しても広告主が理解し協力してくれなければ形になることはありません。
そういう意味で僕はこの広告を見てとても感動しました!