鳩の巣作りには人生の真理が隠されていた!
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先日、我が社の別の営業所に行った時のことです。
会社の軒下に2羽の鳩がいました。どうも様子を見ると今まさに巣作りをしている。まだまだ進捗半ばという感じですが、一生懸命作ってました。
この時に感じたことを書きます。
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一本ずつ丁寧に!
鳩が巣を作る工程を見たことがありますか?
おそらくオスとメスだと思います。1羽が作りかけの巣で待機して、もう1羽が巣の材料になる小枝を運んできているのです。
完成した巣を見たことは何度かあったのですが、鳩は小枝を「1本ずつ」持ってくるのです!
巣の完成までには相当な数の枝が必要だと思います。それをくちばしに加えて1本ずつ…1羽が運んできた貴重な小枝を待機していたもう1羽が丁寧に設置していく…地道な作業を黙々と繰り返しているのです。
自然界は厳しいものです。予期せぬ暴風や外敵の存在により、せっかく作った巣が壊れたり、使えなくなったりすることもあるでしょう。
それでも丁寧に作るしか鳩には方法がないのです。
では、人間ならどうでしょうか?
人間も進化の初期段階なら手作業でコツコツやるしかありませんでした。
しかし、道具が使えるようになり、科学が進歩したおかげで小枝を一つずつ運ばなくても一気に、大量に運べるようになったのです。
そのため、コツコツやることを時間の無駄と感じたり、もどかしい気持ちになったりという弊害も出ています。
しかし、本当は鳩のように何事もコツコツ丁寧にやるのが「真理」なのです。
積み上げたものを壊される可能性
photo credit: mlibbe via photopin cc
自然界の脅威のように大切にしていても何かに破壊される可能性もあります。
僕たち人間の社会でも一生懸命やったとしても否定されることだってあります。
それでもコツコツとやることっていうのが大切なんだろうなぁと鳩の巣作りを見て感じたのです。