ネガティブ思考を直すためにぜひ実践してほしい習慣
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「は~。今日も1日ダメだった」「今週は何もいいことがなかった」
こんな言葉を年がら年中言っている…または口に出さないまでもいつも思っているという人、最近多いみたいですね。僕は仕方がない感情であることは理解しているつもりです。僕だってこういう気持ちになる日もたくさんあります。
でも「それだけ」になることだけは避けるように日々努力をしています。そうしないと心が荒んでくる…人を妬ましく思ったり、自分の不幸を他人のせいにしたりしてしまう可能性があるからです。
どんなことも表裏一体!
物事にはかならず「良い面と悪い面」があるはずです。これはどんなことにも言えます。
例えばこんなことにも言えます。
「高級な霜降り肉を食べた!肉汁いっぱいですごく美味しかった!」【良い面】
「高級な霜降り肉を食べた!でも脂も多いから身体に悪そう…」【悪い面】
霜降り肉といえばサシの入ったお肉のイメージですよね。あれは当然脂分なので旨味でもあれば、高カロリーなものでもあります。つまり「高級な肉」といえば良いイメージが強いですが、悪い面もあるということです。
ちょっと例が突拍子もないものだったかもしれませんが、良い面と悪い面は食材にもあるくらいですから、なんにでもあるのです。
私たちは毎日いろんなことをしているのだから当然良い面も悪い面も感じているのです。しかし、どうしてか悪い面しか記憶に残らないというケースがあります。これは「悪い面にフォーカスするクセ」が原因です。
一度悪い面に気づいてしまうとそこばかりを見てしまう…なので少しくらい良い面が出てきても「ダメだ!」「できてない」などとマイナスばかりにフォーカスした状態となってしまうのです。つまりいつまでも「充実している」と言えない状態です。
僕はどうしてもネガティブな思考がクセづいていて抜けれないという人には「1日必ず3つは良かったことを書き出す」という習慣をオススメします。
この3つというところがポイントです。
1つくらいならすぐに見つかるのですが、3つとなるとしっかり考えないと見つからないという日もあります。見つけるために一生懸命に振り返る…こうしたポジティブな視点で一日を振り返ることができるというのがこの習慣の良い点です。また、書き出すことで読み返すことができるようになり、そうすることによってポジティブ思考のイメージが自分につきやすくなるのです。
この習慣をオススメすると「毎日3つも良い面なんてないよ〜」という人がいます。そんなことはありません!絶対3つくらいあります。
はっきり言って「ない」という人は欲張り者なのです!
「今朝は渋滞に引っかからずにスムーズに出勤できた」
「今日は化粧のノリがよかった」
「朝寝ぐせがあまりついていなかったからセットが楽だった」
「予定通りに作業が終わった」
「定時に帰れた」
こんな些細なことは「良かったこと」にカウントしない…つまり良かったことの基準が高い、欲張りなんです。
こういうことを言うと「極論だよ」といわれるかもしれませんが、はっきり言って「毎日ごはんが食べれるだけでも幸せ」なんです。事故にも合わず、犯罪にも巻き込まれず、家に帰れること自体幸せなことなんです。
でも私たちは当たり前の日常を当たり前としか判断せず、さらなる良い面を求めて外ばかりを見ているのです。
なのでこういった習慣を持つことで外ばかりを見てしまっている自分に「中にある良いことに気づくクセ」をつけるのです。
良いことがないと思っているならすぐ実行しよう!
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もしあなたが今「良い事がない」「自分なんて」というようなマイナスの感情が多いなら、すぐにこの習慣を始めてみてください。
まず間違いなくすぐに壁にぶつかります。特に仕事でうまくいかなかった日などに「良いこと」なんて一つもあるはずがない!という感情が出てきたりもします。
でも上に示したような「些細なこと」でもいいのです。考えて3つ書き出しましょう。そうして出てきた小さな「良かったこと」を育てていくことが大切なのです。
まったく思い浮かばず良いことを探すのが苦しい日々があっても、やリ続ける…習慣化するまでは全力で取り組んでみましょう!
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