あなたの読書は偏ってはいませんか?偏った読書による弊害の存在をあなたはご存知ですか?
本読んでますか?
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みなさん、本を読んでますか?えっ!?マンガですか?そうですね…マンガも立派な本ですが、今回はちょっと除外しておきましょう。
ビジネス書や小説と様々なものがあります。読書習慣がある方は日々時間を作っては読書に勤しまれていると思いますが気をつけなければいけないことがあるんです。
体験の偏りに注意!
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ビジネス書にしてもジャンルは様々です…例えば「営業日報は絶対大事!何が何でも活用すべし!」という本があれば「営業日報なんてものをやり続けるから結果が出ないんだ!」という本もあります。
このように主義主張が異なる本がたくさんあり、そして同じ棚に並べてあります。
ここでやってしまいがちなことは自分の主義主張の正当性を証明するためだけに本を読むという間違いです。
たくさんある本の中から自分の考え方に近いものばかり選んで読んでしまうと「これだけの人が主張しているのだから自分は間違ってない!」と感じてしまうのです。そしてこれが原因で意固地になってしまい、人に何を言われても全く変わらない人間になってしまいます。
良い方向に進んでいるときならいいですが、明らかに悪い方向に進んでいる人に周りがアドバイスをしても、自分の主張は本によって承認されていると思っているので話を聞きません。
このような状況にならないようにするためには人が勧める本や話題の新作なども読んでみるということが大切です。
たとえ興味がないとしても書店で手に取り、パラパラとでも読んでみるべきだと思います。
またあえて自分の考え方とは真逆の主張をしている本を読むということもいいですね。逆の方向から自分の主張を見つめ直すことでより理解が深まったり、間違いに気づいたりするものです。
ジャケ買いのようなもの
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音楽における「ジャケ買い」のようにパッと見で選び、それを読むということも大切です。しかしこの方法では得てして「自分の好きなもの、自分の考えに似ているもの」を選びがちです。なのであえて自分の主張の逆のものを読むという事も大切なんです。
「そんな自分が興味を示すかわからないものにお金を使いたくない」という方は図書館に行けばいいのです。
せっかくの読書習慣を悪いものにしないためにも偏り過ぎないようにしないといけませんね。