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iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

Google版Evernote? 「Google Keep」はEvernoteの代わりになるのか?ならないと思うよ。

満を持して登場!

ついにGoogle版のEvernoteと言われているGoogle Keep」というものが登場しました!なんでもメモをすることができるという点がEvernoteとかぶっているので各地でにわかに話題になっています。

僕はこのサービスはあまり流行らないのではないかと思っています。

何でもメモするサービス『Google keep』の使い方 - nanapi Web
使い方はこちらを参考に!

 

乗り換える人はまずいないのでは?

photo credit: jurvetson via photopin cc

現在Evernoteを利用している人はまず間違いなくGoogle Keepに乗り換えるということはないでしょう。

Evernote「第二の脳」といわれるほどその存在は大きなものとなっています。ここに自分の興味があるものやちょっと覚えておきたいこと、食べたものや行ったことがある場所といったライフログまで記録している人が多い。

 

こういう人たちがわざわざ「脳の引越し」をするとは考えづらい。ましてやもう一つ「外部の脳」を増やすということも考えづらい…そうするくらいならEvernoteに支払うお金を増やすことを考えるはずです。

 

ではGoogle Keepを使うユーザーは誰なのか?

これはGoogleアカウントを使っている『非Evernote』ユーザーだと思います。つまり新たにAndroidを購入したりして、Googleアカウントを作った人たちだろうと思います。

 

妻がスマートフォンに変更した時に「なんでスマートフォンにしたらいろんなアカウントを作らないといけないの?」と言っていたのを思い出しました。ドコモのスマートフォンを購入するとEvernoteの1年間のプレミアム会員特典があります。お店でGmailのアカウントを作り、そしてさらにEvernoteのアカウントも作る…なんだか変なサービスにいっぱい登録させられたような感覚になったそうです。

 

こういった方にとってはGoogleアカウントさえあれば使える、Evernoteのような「外部脳」としての役割をもつGoogle Keepは魅力的なものになるかもしれません。

 

しかしGoogleさんの怖いところは「大掃除」の存在です。

この度もGoogle Readerのいきなりの終了が発表されましたよね。同じような経緯でGoogle Waveなんてものもありましたね…ちょっと流行らなくなってくると「大掃除」の対象となり、サービス終了の可能性があります。

せっかく「外部脳」として活躍していたのにいきなりサービス終了…脳をひとつ失うということは莫大な損失となるはずです。

 

もちろんEvernoteもそうなる可能性はゼロではありませんが、EvernoteGoogleと違い「Evernote」だけを提供する純粋な会社です。なので自社の基幹商品のサービス提供を終了するということは「倒産する」ということです。Googleで言えば検索サービスを辞めるということと同じです…そんなことをすればGoogleも倒産するでしょう。

そのくらい大きなことなら早めにわかるはずですし、もっと大騒ぎになるでしょう。それに基幹商品であればそうそう簡単にサービスの終了はないと思います。

 

それでも試しに使ってみようとは思っている

photo credit: Mr. iMaax. ☜ via photopin cc

なんだかんだ書きましたが結局は使ってみるのが僕です…新しいものにはすぐに手を出すタイプです。

今のところEvernoteと比較していますが、使っていくうちにEvernoteとは違った側面を発見するかもしれません。

今わかっている限りではEvernoteでは一番大変なタグでの整理という手間がないという点やアップロード容量を気にしなくてもよいという点はGoogle Keepの良い点ですね!

 

また何か発見があればご報告させていただこうと思います!