目の前にゴミが落ちている…あなたの行動は?
目の前のゴミ
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オフィスに入ると目の前にゴミが落ちていました。すぐ横にゴミ箱があります。あなたはそのゴミをどうしますか?
ここで拾う人とそのままにしておく人と分かれるでしょう。僕はここで拾える人こそ成長につながっていくのではないかと考えています。
小事が大事となる
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ゴミを拾うという行為自体は非常に簡単で誰にでもできることです。それゆえ「誰かがやるだろう」という判断に陥りやすいという側面もあります。
ゴミをそのままにしている人はこの「誰かがやるだろう」の気持ちが強いと言えます。つまり「他人にまかせている」ということです。そしてこういう人は「変わりたい」と強く望んでいるが変われていないというジレンマをもっているケースが多いと僕は感じています。
「変わるためには何をしなくてはいけないのか?」ということを常に考えている、または「このままではダメだ」といつも不安な気持ちでいっぱいである…なので目の前の小さな事すらも目につかない、またはそれくらいのことは他人に任せようという考え方になっているのです。
しかし実際は何をするにもまずは目の前の「小事」を成し遂げなければその後の「大事」には進んでいかないのです。
多くの人が「自分を変えたい」と悩み、そして「何か大きな変化を起こすもの」に憧れます。情報を収集して「これをやったら変われそうだ!」と思うことを実施するのですがそれが続かなかったり、できなかったりします。
それはそうです。情報として入ってくるものの大半は「小事」を成し遂げたあとの結果であるからです。
プロの選手の活躍や結果はニュースとして入ってきやすいですが、日々の練習メニューや食事制限などの地味な部分はあまり知られていませんよね?
今できることを全力で!
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できないことばかりにフォーカスを当てている人がいます。確かにできないことを認識しているというのはそれを改善したいという気持ちの裏返しでもあると思いますのである意味「向上心」があると言えるのかもしれません。
しかし、その考えに引っ張られて行動できないのでは意味がありません。
何もできない人は赤ちゃんでもない限りはいません。充分ではないにしろ「できていること」はあるはずです。「今自分にできる全力を出している」と自分が思えるほど目の前のことに集中しましょう。
「まわりと比べて自分は…」なんて考えている人は、まだ周りを見回す余裕があるということ。本当に全力で目の前のことに取り組んでいれば周りのことなんて考える余裕がないはず。他人から見た自分を想像するのではなく、自分からみて本当に自分が頑張っているのかをしっかりと判断しよう!