あなたは文系?理系? 文系と理系の違いはココだ!
文系ですか?理系ですか?
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学生のころ文系・理系と分かれていたと思います。この文系か理系かの分類をただ「自分は国語が得意だから文系」「数学が好きだから理系」というふうに考えているとちょっと間違えてしまう可能性があります。
僕の考える文系と理系の違いついてまとめてみましょう!
共に基本的な部分は同じ!
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文系と言えば国語、そして理系と言えば数学というイメージが強いと思いますのでこの2教科で話をしてみましょう。
まず一般的に「数学は論理的な思考が必要」というイメージがあると思います。逆に国語は論理的な思考は必要ないようなイメージもあるでしょう。しかし、論理的な思考は両方共に必要であり、両方の違いはプラスアルファの違いなんです。
国語も国文法という論理的に解釈するための方法があります。数学なら解法ですね。そして国語はこの国文法と合わせて「感受性」が必要になるのです。
文章を読み解き、そこから作者の意図や主人公の感情などを読み取る…つまりいろんな事象からその感覚を感じ取る能力が重要なのです。
対して数学は解法と合わせて「創造力」が必要です。よく「数学はひらめきだ!」と言われます。これはアイデアを思いつくのと同じ発想です。さまざまな解法を持っていて、その組み合わせから新しいことを思いつく…この創造力が重要なのです。
数学は「人が創りだした教科」と言われる所以ですね。創造したんです!だから創造力が必要になるのです。
まとめましょう。
国語 ・・・ 論理性 + 感受性
数学 ・・・ 論理性 + 創造力
「文系だから論理的な考え方ができない」なんてことはないのです。文系なら細かなことに気付ける感受性が高く、理系なら新しいアイデアを生み出す創造力が高いということなんです。
両方に言えることは論理性【文法や解法】だけではダメということですね。
自分はどっち?
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論理的な部分はいくらでも習得可能ですが感受性や創造力というのはやはり持って生まれたものも多少影響します。もちろん努力すれば鍛えることもできます。
「数学が嫌いだから文系」と安直に選んでいたら、もしかしたらせっかくの創造力を眠らせてしまう可能性もあるかもしれません。
これは社会人になっても同様です。「この仕事は俺には向いてない」と決めつけてしまうと新しい自分には出会えませんし、眠っていた才能が目覚めることはないでしょう。
よく自分と向き合って「本当に自分が得意とする部分」「自分が抵抗なく出来る部分」を見つけておくことが重要です。