Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

がむしゃら(我武者羅)の意味を正しく理解!がむしゃらに頑張ると無我夢中に頑張るの違いは?

否定的なタイトルと思われた方

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photo credit: John Spooner via photo pin cc

「頑張ること」を否定しているわけではありません。頑張ることの大切さは僕自身もしっかりと理解しています。

「がむしゃらに頑張る」ということと「無我夢中で頑張る」ということの違いを踏まえて、同じ頑張るでもどういうふうに頑張ればよいか?という僕の意見を、今からまとめたいと思います。

 

 

 

がむしゃらの意味

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まずこの「がむしゃら」の意味をしっかりと認識する必要があると思います。

【がむしゃら 我武者羅】
[名・形動]後先を考えないで強引に事をなすこと。また、そのさま。
「―な攻め方」「―に働く」

 この意味にあるように「後先考えない」という点が僕が「う~ん」と思う点なんです。盲目的に目の前のことに全力で取り組むということも大切だと思いますが、僕は「しっかりとこれまでを振り返り(後)、そして目標や課題を設定し(先)、頑張る」ほうが良いと考えているからです。

特に仕事や勉強についてはこの考えのほうが苦しくないのではと思います。

例えば、学生が勉強しなくてはならないのは当たり前です。しかし、何のために勉強するのかが明確ではないからなかなか勉強する気になれない・・・目標がないと「やらなきゃならないのは分かっているから頑張っているけど・・・」という状態になってしまいます。

「志望校が決まってないけど大学には行きたい」という受験生は全科目を一生懸命勉強します。でも、「文系の大学に行きたい」という目標が決まっている受験生なら「数学と理科は勉強しなくても良い、または点数が低くても気にしなくても良い」と割り切ることができます。

このように目標がはっきりしていると「その目標を達成するために必要な勉強は何か?」が明確なのでそこからトップダウン的に「今自分が頑張らなくてはならないこと」が決まってくるはずです。

対して無我夢中とはどういう意味でしょうか?

調べると「心を奪われ、無意識にひたすら行動する」とありました。こちらも何も考えずに行動するという面ではがむしゃらと変わりはないですが、無意識という点が違いでしょう。

 

がむしゃらは「意識的」であり、無我夢中は「無意識的」…難しいですね。

 

後先を考えた後に「がむしゃらにがんばる」

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以上のことから僕は「後先を考えた後に『後先を考えず』に頑張る」というのであればそれは非常に有効な手段だと考えています。そう考えるとがむしゃらにというよりは無我夢中で頑張るのほうが適切なのかもしれませんね…

何も目標も課題も見つかってない状態でただただ「がむしゃらに頑張る」と必ず疲弊します。みなさんも受験期に同じような状態になったことがあるだろうと思いましたので例えを勉強にしましたが、仕事も同様です。どのように仕事をしていたいか、またどのような人物になっていたいかを決めて、そして「がむしゃら」に頑張りましょう!