成功から得るもの。失敗から得るもの。
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世の中には成功も失敗もたくさんあふれています。そして多くの人が「成功したい」と考えています。
えっ!?そんなことない?
じゃあ、言い方を変えますね。
多くの人が「失敗したくない」と考えています。
成功というと大きな成果や変化があるものと思いがちで、そこまでは望んでいないけど…という感覚の人は「成功なんて恐れ多い!失敗しなければいいんです」と言いますが、それってどういうことでしょうか?
成功の反対って失敗?
「失敗したくない」
わかります。誰だって失敗なんかしたくありません。
失敗するということは「なんらかのマイナスが生まれる」ということです。予定していたことが予定通りにならないことで言えば時間というものをロスするといった具合です。
マイナスは望まない。だから「失敗したくない」という発想が強くなりすぎると「極度のマイナス恐怖症」になってしまいます。
マイナス恐怖症になってしまうと、どんな行動をするにも「保証」を求めるようになります。
つまり「本当にこれでいいのか?」とばかり考えてしまい、確固たる推薦のみでしか決断できなくなるのです。
こうならないためには発想の転換が必要です。
一つ質問をしてみましょう。
「そのマイナスは本当にマイナスですか?」
あなたが感じたマイナスとは本当に敏感にならなくてはならないほどのマイナスだったのでしょうか?
そのマイナスから得られるものは何もないのでしょうか?
確かにその項目だけを見れば上手くいった/悪かったという結果は出ます。しかし長期的な視点から見たり、別視点から見ると、そのマイナスから得られるものも必ずあるはずです。
そして、その得られたものは「マイナスからしか得ることができない貴重なもの」であるのです。
失敗はスパイスだ!
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成長していくためには失敗というのは絶対に欠かすことのできないもの…つまり料理でいうところの「スパイス」のようなものなのです。
料理のアクセントや味の引き締めなど、スパイスには多くの効果があるように、失敗することというのは人生にとっても刺激的だけど非常に大切でものなのです。