広がるか?キャッシュレス化。LINE payの英断
先日LINEの今後の展開を発表する会がありました。
そこでいろんなことが発表されたのですが、その中でLINE payに関することがなかなか興味のある内容でした。
電子マネーが広がらない理由は?
私が考える電子マネーが広がらない理由は「種類の多さと対応店舗の差」だとおもいます。
nanakoやwaonといったものやQuickpayとか…種類が多い!そしてこっちはセブンでこっちはファミマでとか…チャージする場所が分散し、資産管理も面倒になります。
LINE payは今回の発表で「一気に使える場所を増やせるようにした」というのが内容です。
電子マネーやクレジットカードの決済をできるようにするには店舗側が2〜3%の決済手数料を支払う必要があります。それが負担となるので店舗も対応できる電子マネーの種類を絞ったりする必要があります。
LINEはこの度、最大3年間は決済手数料を取らない!と発表しました。
これは大きな発表です。
店舗側としてはどれだけ利用されるかわからないLINE payに対して決済手数料を払う価値があるのか?というのを考えることなく導入を試してみることができるのです。
利用率が高く、効果的だと判断したら3年後も利用すればいい…そうでなければ解約すればいいだけです!
使える店舗が多くなれば使う電子マネーも絞られる!
最初に書いた通り、使える店舗があっちこっちでまちまちだったことが導入ハードルになっているという人もいるとおもいます。
店舗が増えてとりあえずLINE payさえあればなんとかなるって状態になるために、現時点での利益を度外視した発表は今後を期待させるものでした!
さあ、LINE pay加盟店どれくらい増えてくるか…