自分のやりたいことが仕事になると幸せなのだろうか?
よく「自分のやりたいことを仕事にしたい!」という話を聞きます。
やりたいことを仕事にできて、そして稼げるならどんなに楽しいことでしょう!
そう感じるかもしれませんが、果たして本当にそうなんでしょうか?
やりたいことの種類にもよる?
趣味の一環としてやっているようなこと…例えば釣りとかにしましょうか。
釣りを生業にした仕事っというものがざっくりとしかわかりませんが、例えば釣具屋だったり、瀬渡しだったりとします。自分も好きなことなので楽しんでできそうではあります。
でも釣具屋も瀬渡しもすでに世の中にあるサービスです。つまり「すでにライバルがいる市場に飛び込む」ということです。
好きなので知識はもちろんあるでしょう。でもそれは釣りの知識だけ…経営の知識は全くありません。
釣具屋を経営するために必要なコスト、仕入れのルートなどなど…知っておかなくてはならないことは沢山あります。
好きなことを仕事にするために熱意もありますので、わからないながらも一生懸命店舗経営するのでしょうが、競争のある中で素人がうまくいくのはレアなケースだと思います。
こうして好きなことでは稼げないという現実に曝さられます。
好きなことをするのがキツくなる!?
頑張ってはいるがなかなかうまくいかない。生活があるので改善しなくてはならない…
こうして大好きな釣りに触れられる釣具屋の経営をすることがだんだんと苦しくなってしまうのです。
もちろん厳しい状況では自身が釣りに行ってる暇もないでしょう。
好きなことが自分を苦しめる状況にとなってしまうのです。
やりたいことがレッドオーシャンだったら考えよう!
マーケティングワードでいうレッドオーシャンという世界には中途半端な気持ちで飛び込むと概ね失敗します。
好きという気持ちはモチベーションにはなりますが、経営となると話は別です。
もし好きなことを仕事にしたいと考えているなら一度その仕事の将来性などを考えてみましょう!