『Excelすら使えなかった「原始人」が…』というメルマガタイトルを読んで人類の進化を考えた!
『Excelすら使えなかった「原始人」が、BIエバンジェリストに進化した理由とは…?』というタイトルのメルマガが届きました。
Excelが使えなかったら原始人なのか…なんかどういうことだろう?と思って思わずメルマガを開いてしまいました。送信者の思惑通りなのかもしれません。内容はまあ普通のセミナー案内みたいなメールだったので「なんだ」と思っただけですが、タイトルが面白いなぁ〜と思ったのでちょっと考えてみました。
ちなみに言っておきますが、最後まで読んでもあんまりためにならないと思います…
原始人から現代人までの距離を測ってみる!
Excelを使えない人が原始人だとします。でも、ひとえに原始人といってもいろいろいます。
原始人にはそこまで詳しくはないですが、原始人の歩みとExcel理解度を重ね合わせてみます。
Excelでとりあえずデータ入力ができるレベルの原人は?
Excelがどういうソフトで、データを入力してかんたんな表計算ができる人だとします。初歩の初歩、人類の最初と考えますかね…私が中学生のころに教えてもらった最初の人類といえばアウストラロピテクスです。
なのでSUM関数くらいは使える人はExcelアウストラロピテクスという位置づけでしょうか。
馬鹿にしていませんよ、なんせ最初の人類なんですから!
Excelでグラフを作ったりできるレベルの原人は?
表計算できて、かんたんな比較資料を作成できる。ここから少し進化してグラフを使って視覚的に表現ができるようになってきたらこれはネアンデルタール人くらいまできたんではないでしょうか?
たしかネアンデルタール人くらいから服を着てたような記憶が…服を着るくらいだから見た目もある程度気にするようになってきたということではないかと考えると、同じデータでも見た目が良くなるグラフの作成ができる人はExcelネアンデルタール人と呼びましょう。
条件関数や入力規則を使いこなすレベルの原人は?
いくつもの条件を駆使して複雑な計算をかんたんにこなす、いつも入力する内容は入力規則を設定してかんたんに入力できる。このレベルになると格段にExcelでの作業スピードがあがります。できない人とできる人では同じものを作り始めても時間が倍以上違うこともありえます。
以前記事に書いたvlookup関数なんかが代表ですね。
これが使えると使えないでは全然違います。
これは原人でいうと北京原人ですかね。
たしか原人史上初の「火」を使ったとかだったと記憶しています。
火が使えるようになるということはそれまでになかった「調理」という概念が発生します。それだけではありません。火を使って暖を取り、夜にも明かりがあるという生活になります。
これにより日が沈むと同時に作業ができなくなっていた状態から脱して一気に生産性があがったのではないか?と考えると条件関数などが使える人はExcel北京原人と呼ぶといいでしょう。
さらに進んだ関数が使えるレベルの原人は?
sumifs関数やcountifs関数といった「条件が一つではない」数式を扱えるようになる、また入れ子を理解して引数に関数を重ねて使えるようになってきた人はもう原人の中では収まらず、現代人の祖先とも言えるクロマニヨン人と言っていいでしょう。
ここから人は頭脳が急激に発達し、そしていろんなことができるようになる…複数の条件書式を操ることでこれまでではできなかったことができるようになる感じがまさに「進化」という言葉で表せます。
VBAやマクロなんかが使えるレベルの原人は?
これらは基本的に「使わなわくても困らない」ですが「使えると劇的に便利」だったりします。でも例えばExcelアウストラロピテクスやExcelネアンデルタール人はもちろんのこと、Excelクロマニヨン人だってマクロを記述しているところを見ても「?」となる人のほうが多い。
つまりこのレベルの人は原人では到底推し量れないレベル…未来人もしくは宇宙人なんです!
Excelエイリアンと名付けましょう!
ブログもメルマガもタイトルが命!
ブログはタイトルが命とよく聞いていますし、重々承知しておりますが見事にハマってしまったという感じです。
まあお陰でExcelのレベルを原始人に当てはめて考えるという新しい考え方が思い浮かんだので良かったです。ちなみに私はExcelエイリアンです…エイリアンにもレベルがありますけどね〜。エイリアンの中のネアンデルタール人くらいかな?
まあなんか変なこと書いてるな…とクスッとでも思っていただければ幸いです。