Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

大手理髪チェーン店と個人オーナー店の違いを身をもって痛感した…

Hair

私事になりますが…この度散髪に失敗して今頭が寂しいことになっております。

私はいつも大手理髪チェーンの低価格店で散髪しているのですが、この度は…大失敗でしたね。昔は個人オーナーの美容室に通っていたのですが、お店がなくなってしまってからはチェーン店での散髪が中心となっていました。

なぜこのようなことになったのか?をせっかくなので考えてみました。

チェーン店と個人店の違いは?

チェーン店と個人店の違いはどこにあるのでしょうか?

チェーン店では複数の美容師さんがおり、誰がどの人の担当とかではなく「空いている人が来た人につく」というスタイルのようです。個別の担当制でない分、お客さんを待たせることもなく、また予約などの概念も存在しませんね。

 

それに対して個人オーナーの場合、基本1~3名程度の美容師さんが対応するので、まず対応できる数が違いますね。
合わせてだいたいが担当制なので「このお客さんはこの美容師さん」という割り振りがあります。なのでその美容師さんが空いているかどうか?で自分も対応してもらえるかが決まるので(ここは美容室によっては担当以外でもいいですか?とヒアリングが入ることもありますね…)基本、要予約です。

私はこの「担当制」というのが大きなポイントだと感じました。
自分を専属で担当してくれる美容師さんがいるということの安心感は非常に大きなものだと感じました。

 

大手チェーン店ではできないことは?

実際に大手チェーン店で髪を切ってもらう場合の問題点は「再現性の低さ」だと思います。
前回いい感じに切ってもらったので同じように仕上げてほしいと思った場合に「前回と同じように」と伝えることができないのです。

大手チェーン店では「たくさん来るお客さんの中の一人」でしかありません。つまり不特定多数。
担当制の場合は「顧客」つまり特定多数です。顧客である以上、美容師さんがしっかりと顧客管理をしてくれているので「前回と同じように!」というオーダーができるのです!
(実際にはどの程度管理しているのかは私はわからないのですが…実感としてはちゃんと管理してくれていたと感じてます)

 

この違いが販促方法の違いにも?

大手チェーン店と個人オーナー店の違いは販促方法にも出てくると思います。

大手チェーン店はたくさんの集客に対応できる「量のキャパ」があります。なのでとにかくオトクなキャンペーンを打ち出して広く販促広告を打ち出すことができます。(カット代10%OFFとかシャンプー無料とか)

それに対して個人オーナー店では一気にお客さんが来ても対応しきれません。そして個人オーナー店では「継続して通い続けてくれる」ことが重要なので顧客満足度が重要となります。なので自店のサービスを体感して、継続利用してくれるようなキャンペーンを打ち出す傾向にあるようです。(ヘッドスパが初回は無料とかそういうやつ)

 

価格で代償となる部分は「人の部分」

exchange

担当制というのはこういうメリットがあるんだ!と感じたのが今回の出来事でした。

散髪というのは切ってもらう側が「こんな感じで…」と伝え、切る側が「じゃあこの辺をこうしますね」みたいなすり合わせをしながらカットしていくと思います。

この時のイメージの一致度が極論「良い美容師さんとの巡り合わせ」だと私は思います。自分のイメージ通り、もしくはイメージに近いカットになると「おっ!この美容師さんいいな」「このお店当たりだ!」となりますよね?

担当制のお店のデメリットは「担当を変えてください!」とは言いづらいので結局お店を変えることになります…なので美容師さん個人のスキルにお店の売上が大きく影響を受けます。
大手チェーン店なら行くたびに担当は違いますので他の人が良い人ならお店を変えることはないでしょう。

イメージのすり合わせの難しさをとても痛感しました。
今回は身をもって貴重な体験をしたと自分にプラスに持っていってます…