新社会人は赤子も同然だが、赤子ではない!
我が家には2歳5ヶ月の男の子と、9ヶ月の女の子がいます。
二人の成長を見ていて、教えて身につくことと教えずに身につくことがあるんだと感じました。
これは大人になっても同じに思います。
教えずに身につくこと
まずは教えずにも身につくことから。
子供はいつの間にやら寝返りをし始め、座るようになり、そして立ち上がります。
本能的なものなのか? 大人がやっていることを真似ているからだと言う人もいますが、例えばハイハイって普段大人はしないですよね?
見たことないことですが、立ち上がれないまでも、どうやったら自分の意図した方向に進むか?と考えてハイハイという行為をするようになるのではないでしょうか。
このような人間の進化のような動きは教えずとも身についていきます。
教えないと身につかないもの
それに対して教えないと身につかないものは「人としてのマナー」とでもいうべきでしょうか。
例えば食事。
手で食べる段階から道具を使うようになりますよね?
これは親の行動を真似て身につけるという面もありますが、食べる前に「いただきます」をするといったマナーはやはり「教えられて見につく」ものだと思います。
人間が人間らしく育つためには、自然とできるようになることと、何度も練習してできるようになることの2つがあると思います。
自然とできるようになることだけでは社会に出るのに必要なマナーや心得などを身につけることはできないのです。
大人も一緒!
これは大人にも言えます。
大人にとっての「生まれたて」とは社会人になってすぐの状態です。
社会人としてどんなことが大切か?そしてどのようになってほしいか?ということは本人にはなかなか気付きにくいのです。
周りにいる先輩や上司がしっかりと教えて上げることが重要なのです。
赤ちゃんじゃないからね!
とはいえ、赤ちゃんではないのですから、社会人一年目にはある程度自社的な「学ぶ姿勢」というものが求められます。
合わせて「学んできた実績」もです。
学ぶ姿勢とは「先輩に質問する」と言うようなもの。
相談や報告は社会人一年目には非常に大切な仕事です。
学んできた実績とは、例えば部活や家庭で培ってきたマナーや言葉遣いなどです。
赤ちゃんならしょうがないですが、社会人になるまで10年以上人間をやってきたんですからそこまでの実績が求められます。
ここが「赤子同然だが赤子ではない」という理由です。
新社会人を育てることの大切さもありますが、新社会人は自身の「学んできた実績」を見せることも大切なのです。
子育てしている中で、こんなことを思ったので記事にしてみました!