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iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

タスク管理にオススメのタスクシュートにはタスクと習慣を並行して管理できるという唯一にして絶対の強みがある!

photo by julianlimjl

私達が普段「タスク」と呼んでいるものは「何かの行動を完了させること」というものだと思います。
仕事で上司から資料のまとめの指示が入った。この場合大雑把な単位にはなりますが「資料をまとめる」がタスクとなります。

それに対して習慣というものはどうでしょうか?ともすれば習慣も一見「タスク」だと言えそうですが、その性質は極端に違うものなのです。

今回はタスクと習慣の違いを明確にしていきましょう。

チェックボックスの意味も変わる!

タスクは上記の通り「完了させることが目的」となります。

資料を作成するということはタスクリストのチェックボックスには「その資料が完成したら初めてチェックボックスにチェックをつける」ということになります。つまり完了しなければチェックをつけることができません。

資料を作成するという大きな範囲ではなかなかチェックボックスにチェックが付けられない場合はタスクの粒度をもっと細かくする…例えば資料作成に必要なデータを集計する、集計したデータを比較・検討する、エクセルで表を作成する…など細切れにしていくのです。
こうすれば資料の完成に向けてのタスクリストということになり、全チェックリストのチェックをつけることができたら、すなわち「資料完成」ということになります。この辺りはプロジェクトの概念ということになりますね。

 

それに対して習慣というものはどういうものでしょうか?

例えば「毎日体重を計る」というものがあるとします。ともすればタスクに見えますよね?体重を計れば「チェックリスト」にチェックをつけることができる…でも体重を計るということの目的は「体重を計れば達成される」わけではありません。

健康維持やダイエットのために体重を計るのが目的であり、計って終わりではありません。
ですが続けないと目的の達成に大きな影響を与える可能性があります。

毎日チェックし、完了するものなのですが、それだけでは目的達成できない…これが習慣というものになるのではないでしょうか?

 

タスク管理上の問題はタスクリストで習慣とタスクの両方を管理するのがベストか?ということです。

TaskChuteはタスクもスケジュールも習慣も管理し、自分の時間ログを残すことが目的なので問題ありません。ここがTaskChuteが他のタスク管理ツールよりも優れた点のひとつだとも言えます。
TaskChute以外のタスク管理ツールは「タスクを管理することが目的」なので習慣とタスクを同時に管理するのはいまいちかもしれません。

例えば前日やり忘れたタスクとして「体重を計る」があったとします。毎日実施するタスクなので毎日登録している(またはリピート設定)をしておくとします。

リピート設定のものをやり忘れていたとしたら翌日にはタスクが作られておらず、翌日も続けて失念する可能性があります。
また、毎日タスクを登録していたとしたらやり残した前日のタスク」と「当日のタスク」が同時にタスクリスト上に表示されることになり、どちらかを消す(または完了していないのにチェックをする)以外にタスクリストから消す手段もありません。
私だけかもしれませんが、「完了もしていないのにチェックする」というのはなんだかすっきりしません…

タスクリストを完了ベースで利用するならタスクはタスク、習慣は習慣とツールを分けたほうがわかりやすいでしょう。

 

タスク管理を正しく理解することが大切!

photo by mistersnappy

習慣もタスクもごちゃまぜになったリストではリストの鮮度という意味ではちょっと微妙な感じになるかもしれまえせん。
完了することで目的を達成できる「タスク」だけをきっちりと管理することで、そのタスクリストは「生きたリスト」となるでしょう。

タスクリストにタスクが残っていない、タスクを消すことができるという快感を維持できるように登録するタスクの性質をしっかりと見分けて利用するようにすることをオススメします!