Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

子供たちから感じた、天才と凡才の決定的に違うたった1つのことを知れば仕事選びに役立つはず!

photo by Greenmonster

世の中には天才という言葉が当てはまる人って確かに存在します。

残念ながら凡才の僕には当てはまりませんが、塾講師時代には生徒の中には「これが天才か…」と唸るような生徒もいました。

たくさんの生徒を見てきて僕が「天才とはこういうことか!」と感じた部分について、今日は書いていきます。

馬鹿と天才は紙一重?

有名な言葉ですが、残念ながら紙一重ではありません。馬鹿と天才の間には超えられない分厚く、そして高い壁があり、はっきりと別物です。

 

天才と凡才ではどんな差があるでしょうか?

まず凡才も努力次第で天才に負けず劣らずの結果を出すことができるというのは事実です。こと、勉強においては間違いありません。

特に才能にあぐらをかいているような天才なら努力を積み重ねた凡才の方が良い結果を出すことが多いのです。

 

努力を惜しまない天才はどうでしょうか?
これはもう手がつけられないくらいぶっちぎりの結果を出し続けます。

何も教えることはないというか…正確にいうと「一を聞いて十を知る」ことができるため、きっかけさえ与えれば自分で解決していきます。

 

天才と凡才の決定的な差は「瞬発力」だと思います。

天才は問題を見たときの頭の瞬発力が非常に早い!凡才とでは圧倒的に違う早さで問題の解答は近づいていきます。

凡才も努力の積み重ねにより瞬発力を高めることは可能ですが、凡才の場合は「既出の事項」ならという限定要素がつきます。

勉強の場合、努力の部分というのは過去問を解いたり、教科書をしっかりと理解したりという「すでに昔からあるもの」をベースとして積み上げていきます。

なので既出の事項なら「あっ!見たことがある」と解答へのアプローチ速度を早めることができます。しかし、新出事項となると途端にアプローチ速度が低下します。

 

天才は新出事項でもアプローチ速度が早いのです!

多角的に分析する能力が高いのか、初めて見たようなものでも理解のスピードが早く、それに合わせて頭の中でいろんなパズルが行われているのか…こちらが思っている以上に理解しているのです。

これは正直努力では埋まりません。

 

勉強ではなく仕事ではどうでしょうか?

仕事というものは基本的にみんな「やったことがないもの」なのでやはり天才と凡才では瞬発力に差が出てきます。

ただ、仕事の良い点は「答えが1つではない」ので天才が導き出した回答と全く同じでなくても結果を出せるケースもあります。
そのため入社当初は凡才と天才の差が勉強ほどつかないという特徴があります。

 

しかし、回答は複数あれど「より効率的で価値が高い回答」というのはやはり数が少ないため、そこにたどり着くまでのスピードは天才の方が早いはずです。

入社時にはなかった差はすぐに大きな差になってしまいます。

大学受験などは周りはすべてライバルとなるので教えあうなんてことはしてはいけませんが、仕事では「仲間」となるため、周りに自分よりも上手い人がいれば教えてもらうのがベストです。

そうして教えあうことで全体の偏差値が上がっていくのが良い仕事環境といえるでしょう。

 

つまり必要なことは…

photo by Vandy CFT

世の中には天才と凡才がいます。これは仕方ない。そして自分が天才か凡才かは別の問題として、仕事を選ぶ時に重要視しなくてはいけないポイントは「教えあう風土がある会社か?」という点です。

マニュアルがある、研修期間がある、先輩とのOJTがあるなど、会社全体で教えあう習慣があるということが大切です。

 

特に自分で自分を「凡才」と思っているような人ならこの「共育の精神」は非常に大切な会社選びの要素なのです。