Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

その子は本当に阿蒙?役割を与えることによって人は成長することができる!

photo by demandaj

仕事をしているとそれぞれに役割というものが与えられます。その役割によって人は視点が変わり、成長できると感じました。

実際に僕自身も役割をいただくことによって、今まで考えて来なかった視点で物事を捉えるようになったりと変わってきているので自分自身の時間としても「役割のもつ効果」というものは感じていました。しかし、やはり他人の変化を見た時にやはり強く感じるものですね!

成長は回りが先に実感するもの

よく「自分は全然成長していない!」と悲観している人がいます。僕も僕自身では「全然成長していない…いつまでもお子ちゃまだ!」と思っています。

しかし、それはやはり自分ではなかなか成長というものを実感できないという側面があるからです。
強く成長を実感できるほどの状況であれば、さすがにわかるかもしれませんが、正直そこまで激動・漸進的な人生をみんながみんな送っているわけではないと思います。

何気ない日常では仮に成長していたとしてもなかなか気づかない…だから他人に言われても「そうか?そんな基はしないが…」となかなか受け止められません。

 

実際に僕の回りでは新人さんがようやく研修を終えて、実際の業務スタートし始めたという状況です。
それに伴って、去年までの新人…つまり先輩となった世代が、まだまだ初々しいメンバーへアドバイスをしたりしてくれています。

それまで「どこか頼りなかいなぁ~」と1年経ってもまだまだだなぁと思っていたが、後輩ができ、その後輩にしっかりとしたアドバイスをしている姿を見る急に「おっ!思ったよりもしっかりしているじゃないか!」と感じます。その意外な発見に嬉しく思ったりもします。

 

でも、もしかしたら…そもそも1年も経ってしっかりしてきていたのだが比較する対象がなかったため、こちらが勝手に「まだまだだな」と思い込んでいただけかもしれません。

そういった先入観を持って見ていたが故に、実は成長をしっかりしている姿を見逃していたのかも…と感じました。

 

呉下の阿蒙といつまでも思っているのは間違いだ!

photo by nSeika

士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし

三国志に登場する呂蒙という武将の有名な話です。魯粛が成長した呂蒙を見て「呉下の阿蒙に非ず」と評し、それに対して呂蒙が言った言葉です。

日々鍛錬している者は三日も会わなければ見違えるほど変わっているということ。転じて、いつまでも同じ先入観で物事を見ずに常に新しいものとして見よという意味

いつも同じように見えても一生懸命に仕事に取り組んでいるメンバーなのですか、日々成長しているのは当然なのです。 その成長を実感するには役割を得るということは当人の成長実感を促すことにもつながり、非常に良いサイクルを回すことができると思います。いつまでも自分がいろんなことをやってあげるという状況は新しい成長の機会損失にもなるのです。