Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

俺はただ禄を食んでいるだけの穀潰しマネージャーになんてはなりたくない!

photo by Federation of Transport Trade Unions in Bulgaria

「あの人いつも何してるんだろう?」と思われているマネージャーになっていませんか?

また「あの人めっちゃ売上あげるな?」と思われるマネージャーになっていませんか?

またまた「俺、やっぱりまだまだ現役でいけるな…」なんて思っているマネージャーではありませんか?

 

こんなマネージャーはマネージャーとは言いません!

マネージャーの仕事とは?

純粋にマネジメントだけをしているマネージャー(10割マネージャーとでもいいましょうか)と何割かはプレイヤーとしての仕事、残りはマネジメントの仕事というプレイングマネージャーという二つのマネージャーの形があります。

 

1割プレイヤー、9割マネージャーというプレイングマネージャーだとして、仮に与えられた1割以上の成果をプレイヤーとして出したところでマネージャーとしての仕事のできなかった分を補填することなんてできません。当然です。

「プレイヤーとしてこんなに頑張っている」と声高らかに宣言するプレイングマネージャーがいますが、だからと言ってマネージャーとしての業務が怠っていたことを許されることはありません。

仮に上にあげた1割9割のプレイングマネージャーならプレイヤー部分で求められている成果の10倍やらないとマネージャー部分の9割を補填できませんから全然足りないのです。

 

マネジメントという仕事は営業でいう売上・契約件数といったものや製造業でいう生産物のような目に見える成果というものがありません。

そのためプレイヤーから見るとマネージャーは「あの人一体いつも何をしているんだろう…」という風に見えます。実際に僕もプレイヤー時代はそう感じていました。

多くの日本企業ではベストプレイヤーがマネージャーへと昇格することが通例です。ただ「名選手、名監督ならず」という言葉もある通り、必ずしもベストプレイヤーがグッドマネージャーになるとは限りません。

これはベストプレイヤーだった自分のやり方がいつまでも「ベストである」と誤解していることが原因です。

 

ベストプレイヤーがマネージャーの仕事をするようになった直後ならそのやり方はベストだろうと思います。しかし、2年3年と時間が経てば経つほどベストプレイヤーのやり方は「その当時のベスト」であり、今のベストはもちろん今プレイヤーを10割で取り組んでいるメンバーの中にあるのです。

 

つまりマネージャーの仕事とは、プレイヤーとしての行動を示し続けることではなく、現場のベストなやり方を見つけ、そのやり方を仕組み化し、共有することが仕事なのです。

加えて、今ある現場だけのことを考えるのではなく、先の現場のことを考える…新しい商品企画や新規事業といった「次世代のステージ」を模索するのが仕事なのです。

 

プレイングに集中できる環境を作る!

photo by USACE HQ

工事現場で働いている人の多くは「今のこの現場」に一生懸命です。でもいつかはそんな現場も工事を終える時がきます。その時に切れ目なく次の現場を用意するのがその会社の管理職です。

 

これはどんな会社でも同じで、営業マンが営業に専念できるように現場を作り続けていくのが管理職、つまりマネージャーの仕事です。

目に見えた生産物がない故に「何かをしたふりをしている」にマネージャーとはまさに「禄を食むだけの穀潰し」でしかありません。

明らかに周りよりも高い人件費、それは周りのプレイヤー達によって支えられているということに感謝をして、次世代のステージを作ることに全力でいたいと常に考えています。

 

はっきり言ってまだ「口だけ」の状態ですが、これからの自分への檄として、記事にしてみました。