住宅建築の節目となる祭事はどこまでやれば良いのか?
この間、新しく建てる我が家の土地にて地鎮祭を執り行いました。
前日は雨でどうかなぁと思っていましたが、すこぶる快晴となり、無事に終えることができました。
こういった式はいろいろありますが、今回「なるほどなぁ〜」と思ったことを書いてみます。
節目ごとにやることたくさん!
例えば今回やった地鎮祭なら、ハウスメーカーさんの説明によると略式と本式というものがあるそうで、住んでいる地域によってどっちが好まれるかはあるみたいですが、最近は略式が多いみたいです。
本式はお供え物やらなにやらを用意して、氏神様になる神社から神主さんを呼んでやります。
うちは本式でした。
略式は敷地の砂を神社に持っていか、お祓いをしてもらうだけというものになります。
略式はその名の通り、簡略化されておりラクチンですね。
同様に上棟式も変わってきているようです。
昔は餅まきがあり、どこかに家が建つと聞いたら「餅まきはいつだ?」と楽しみにしていたものです。
しかし、最近は上棟式をしないケースも多くなってきているようです。
また上棟式はやるが、餅まきについては実施するところは本当に少なくなったとハウスメーカーさんは言っていました。
入居前に行う屋祓いについては、もうほとんどしないようです。
昔は家を建てるということはとても大きな工事であり、建設機械もないので工事自体もとても難易度が高いものだったのでしょう。
そのため、工事の安全を祈願する、上棟できたことを祝う。無事に竣工し、入居できること、それからの家内安全を祈願すると節目ごとに式を実施していたのでしょう。
どこまでやるかがポイント
現代においてはどこまでやるかがポイントです。
全て執り行うのがベストなのかもしれませんが「やらなくてはならないからやる」ではなく「自分たちが本当に必要と感じたから実施する」というのが本質であり、やればいいってものでもありません。
目に見えない「運勢」や「風水」、『神仏」というものは粗末にはできませんが過敏になりすぎても難しいものです…