Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

あなたの解答は9?1?6÷2(1+2)という計算の解答から見る「人の視点の違い」というもの。

photo by Aaron Escobar

取り方によっては人の答えは幾重にもなるということはなんとなくみなさんも理解できるはずです。

それは数学という「基本的に解答が一つしかでてこないもの」においても言えることのようです。

 

タイトルの通り、6÷3(1+2)という計算の解答が「1」だったり、「9」だったりするのはこの問題へのアプローチの仕方によります。

あなたはどっちになった?

この問題は四則計算の基本ルールをしっかりと把握しておくことがポイントです。

  • かっこ内を先に計算する
  • 掛け算と割り算が最初、両方ある場合は割り算が先

この問題は

6÷2(1+2)
6÷2(3)
6÷6
=1

と計算すると1ですね。しかし四則計算のルール「割り算を先にする」を当てはめるとこうなります。

6÷2(1+2)
6÷2(3)
3(3)
=9

2(3)とはつまり2×3です。掛け算よりも先に割り算をするなら6÷2を先にする…つまり、6÷2=3となり残った3(3)を計算するということです。

 

これが正解というのがネット界隈でも言われていますし、天下のGoogleにこの式を入れるとやはり「9」と解答が出ます。

 

ただ、別の考え方では

  • 2(1+2)のようなケースは先に計算する

と解釈している考え方もあり、そうなると2(3)が6となり、6÷6で「1」が正解です。

 

この問題は「そもそもの書き方が悪い」ということみたいです。誤解を与えるような…捉え方がいろいろ出てくるような書き方なのが問題みたいです。

今回この問題を取り上げたのは「表し方によっては自分の原理原則で相手は物事を捉えない可能性がある」ということです。

自分の中では「こうしか解釈できないだろう」と高を括っていると「えっ!?」という解答がくる…この時に「おかしいじゃないか!」と否定するのは簡単なのですが、一度「なぜその解答に至ったのか?」を確認してみると面白い発見があるかもです。

 

頭は柔軟に!

photo by jimmiehomeschoolmom

アプローチの仕方は柔軟である方が良いのは言うまでもありません。しかし、自分一人ではなかなか違った視点のアプローチに辿り着かないものです。

それが複数人で話し合えばいろんなアプローチの仕方を見ることができる…このことから考えるとブレーンストーミング「原則、意見は否定しない」というのはとても理にかなった思考方法だと言えるでしょう。

 

視点の違いはとても大切な「個性」なのです。