「でも」「だけど」の使い方一つで人生は明るくも暗くもなる!
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みなさんの口癖はなんですか?
人それぞれいろんな口癖があるとは思いますが、「でも」「だけど」が口癖という人はいますか?
この言葉は非常に使い方が難しく、また使い方によっては幸にも不幸にもなり得るのです。
今回はそんなお話です。
この接続詞の使い方
「でも」「だけど」というのは「しかし」と同じ「逆説の接続詞」に分類されます。
前がプラスなら後ろはマイナスになり、逆に前がマイナスなら後ろはプラスになります。
しかも逆説の接続詞は「後ろを強調する」働きがあります。
例えばこれを見てどう思いますか?
緑が綺麗、だけど川はまあまあ
川がまあまあ、だけど緑が綺麗
同じことを言っているのですが、上では川がイマイチなことは印象に残りますが、下では緑の綺麗さが印象的に映ります。
この辺りは別に詳しく説明せずともなんとなくみなさんわかると思います。
では、ここからが本題です。人生が変わるってどういうことでしょうか?
この逆説の接続詞の二つの特徴、つまり「前後が逆になる」「後ろが強調される」を知っているならあえてその効果を使うということです。
例えばとても辛いことがあったとします。それでも何かしらの良い点もあるはずです。
大きな失敗をしてしまった!だけどミスした理由がわかったので次はしない!
こんな使い方です。
意図的に最後をプラスにすることで未来を向いた「前進思考」に変えるのです。
これがなかなか苦手という人が多いのも事実です。僕自身もそうでした。
ですが、これは練習次第で間違いなく変えることができます。
では、どんな練習をすると良いのでしょうか?人それぞれにあった方法があるとは思いますが、僕自身は何か嫌なことがあったら必ず「そうは言ってもいいことがあるはず!」と1日の最後に必ず探します。
そのこと自体は嫌なことでも、1日を見てみれば必ず一つは良いことがあるはず!それはどんな些細なことでも構いません。
割り箸がきれいに割れたとか人からお菓子をもらったとか…そんなことでもいいのです。
プラスとマイナスの大きさ比較はしないこと!
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こんなことを書いていると「でも、割り箸がきれいに割れたってことでは、このマイナスを帳消しにできない!」という声を聞きそうですが、僕は「プラスとマイナスの大きさ比較」はしません。
尺度の違うものだという考え方と人は良かったことは過小評価して、悪かったことは過大評価する傾向があるので正確な比較はできないはずです。
なので「プラスがあった、マイナスがあった」という個数でカウントします。それならば大きさは関係なく比較できるのです。
難しいのは「何をプラスとするか?」という判断基準ですが、こちらは「人がみたら評価してもらえそうだな」と思ったことはプラスにカウントします。
「割り箸がきれいに割れた」と人に伝えた時「良かったね!」と回答が返ってくるか、「残念だね」と返ってくるか。それが基準です。
おそらく割り箸がきれいに割れたことは「良かったね」と返してくれるはずです。
逆説の接続詞をうまく使い、悪かったことも良かったことに変えていくことで人生は劇的に良くなるはずです。
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