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テストに出る!?言葉の持つ力の傾向と対策

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言葉の持つ力というものをみなさんはどれくらい感じているでしょうか?

また、どれくらい重要だと思っているでしょうか?

 

これをうまく使うことができれば、自分の気持ちや考えをしっかりと相手に伝えることができます。

悪い使い方をすれば相手を操ることもできるでしょう。

そんな言葉の力についての傾向と対策です。

 

言葉の意味だけでなく!

言葉の持つ力とはどういうことか?例を出しながら説明しましょう!

世界は平和です。

この言葉を見て、あなたはどう感じたでしょうか?

「あっそうですか。」という感覚だったり、「へえ〜」という感覚だったりではないかと思います。

 

では、これはどうでしょうか?

マザーテレサ曰く、世界は平和です

急に「そうか、平和なのか!」と納得できる感じになりましたよね。

また「ここでいう平和とは何を指すのか?」とちょっと意味深な文章にも見えてきます。

 

このように言葉はその発言の内容よりも「誰が言ったか?」の方がフォーカスされるのです。

それ故に起こりやすい事故的な状況をご紹介します。

 

ある日、学校から帰ってきた子供の様子がおかしい。
どうしたのか?と思い、子供に聞いてみると「太郎くんが悪口を言ってくる」ということだ。
親は怒って、太郎くんの家に怒鳴り込んだ!

よくある光景にも見えますが、この時の親というのは「子供の言葉」を鵜呑みにし過ぎています。

親からしたら子供というのは大切な存在なので、その大切な人が発する言葉に過敏に反応する傾向があります。

そのため、子供の言っていることがどの程度なのかも確認せずに、怒鳴り込んでしまうという行動に出た。

 

ほとんどの人は「自分の良いように」物事を伝えるクセがあります。

上の例で言えば子供はその程度は別として「自分の都合が良いように」親に伝えている可能性だってあるのです。

 

言葉の持つ力に翻弄されてしまうと、その真相に気付かないまま、流されてしまうということです。

 

言葉の意味に注目すること

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基本的には誰が言っているのか?ではなく、その言葉自体の意味で捉えることが大切です。

 

敢えてこの効果を使うなら「〜って、先輩が言っていたよ」という使い方をするのです。

こうすれば、仮にどんな横暴な意見だろうが粗悪な意見だろうが、あくまで発言者は「先輩」であり、自分は代弁者であるというスタンスを取れます。

つまり「虎の威を借る狐」ということです。

こういう使い方をもししているなら、これは自分の品位を下げるのでやめるべきです。

 

また、ある程度地位や名声がある人は自分の言葉の持つ力についてよく理解し、使い方を気をつけないと、自分は気付かないうちに周りに影響を与えていることになりえます。

どんな小さな一言でも…例えば独り言であっても、周りはあなたの言葉を聞いているということを意識する必要があるのです!