仕事は基本的には他力本願であるという真実
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世の中のお仕事はズバリ他力本願です。
「そんなバカな!」と思う人もいるかもしれませんが、僕はそう感じています。
なぜ、他力本願だと言えるのかということを記事にしていきましょう!
必ず必要なものは?
仕事、つまりビジネスにおいて必ず必要なものはなんでしょうか?
資本?商品力?人材?
そのどれも違います。
答えは「商売相手」です。つまり、お客さん。お客さんがいなくては商売は成り立ちません。
どんなに良い商品を作っても買い手がいないと意味がない…当然ですよね?
商売の本願というのは商品を販売することで利益を得るということ。
自分の商品をお客さんが気に入ってくれて購入することで「自分の本願」である利益を得ることができる…つまり他力本願だと言えるでしょう。
別のケースでも説明しましょう。
新人のあなたが先輩から多くのことを教えてもらったとしましょう。
望むか望まないかは別として、あなたが会社で活躍するという「自分の本願」を得るために先輩の力が必要だった…これもある意味他力本願だと言えるでしょう。
僕の考える他力本願とは悪い意味ではなく、物事のほとんどが他者を巻き込まないとできないことであり、自分の本願を叶えようと思えばそれには他者の協力なくして成り立たないという意味だと考えています。
他者を動かすには?
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他者を動かすにはどうしたらいいのか?
魅力的な商品があるならそれだけで商品購入に踏み切ってくれるでしょう。
しかし、競争の激しい現代ではなかなかとびっきりの魅力を備えた商品というのは出てこないのが現実です。
では、どうするか?
商品とプラスαの魅力が必要なのです。
それは何か?
それは「商品を販売する人」の魅力です。同じ商品でも丁寧な対応で、物腰も柔らかい人からの案内と、高圧的で鼻持ちならないような人からの案内ではどちらがより買ってもらえるかは一目瞭然ですよね?
先輩からいろいろ教えてもらえるのも素直な姿勢でいる人と何を言っても反論ばかりする人ではどちらが先輩は教えてあげたいと思うでしょうか?
自分の本願を叶えようと思えば、まずは自分を磨くことが実は近道なのではないでしょうか?