家計簿ってなぜ続かないのか?ということを考えてみるとやっぱりこれしかないという事実にも気付いた!
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先日「シゴタノ」さんのツイートで以下のようなことが書いてありました!
今日訓 1211:お金をうまく使いたければ家計簿をつける。時間をうまく使いたければ時間記録をつける。いずれも自分のクセの把握に役立つ。クセが把握できて初めてこれを改める出発点に立てる。 #dailyremark
— しごたの (@shigotano) 2014, 8月 20
お金を節約するには家計簿をつける、時間を節約するには時間記録をつける…その通りだと思います。
お金の使い方を知ることでどこに無駄があり、改善すべき点がどこにあるのかを見つける。これこそが本質です。
時間管理においても同様です。でも…続かない!
なぜ続かないのか?
この理屈は頭ではわかっているのに続かないのはなぜでしょう?
僕も何度か家計簿をつけることに挑戦してきていますが、やはり続かない!
改めて振り返ってみると「これだ!」という理由がありました。
それは…「入力が面倒」ということです。
一つずつが少額だと入力が面倒なので1週間分をまとめてやろうとする。溜まってくるとどんどん面倒になってくるのです。
最近は自分で入力しなくてもOCRなどで読み取ってくれるものもありますよね。
でも100%正確ではないので手作業も必要…だから「家計簿へ入力」というようなタスクやリマインダーで忘れないようにします。
そうすると次の問題にぶち当たります!
それは「分類分け」という罠です。
多くの家計簿は「光熱費」とか「雑費」とかいろんな分類があります。わかりやすいものならいいのですが、「これはどっちだ?」と分類分けの際に悩むようなことが起こります。
いわゆるコウモリ問題です!
カオスと化すパソコン内のファイル整理方法について - Getting My Life Better
過去記事でも説明済み
このときに「こっちでいいか!」とやると毎回判断が曖昧になり、正確では無くなってしまいます。
この二つの理由により作業自体が非常に面倒であり、緊急性も低いことから先延ばしをし、そしてやらなくなるのです。
これを解決させる方法は「溜めずにやり続ける」であり、「分けない」という判断です。
溜めるから面倒なんです、だから溜めなければいいのです。
そして溜めないようにするには作業自体が簡単であるという実感を持たせる必要があります。
家計簿で分類分けをするのは「どんな項目に無駄が多いか?」というのを分析しやすくするためです。
でもこの分類分け自体が非常に面倒で、それが原因で入力しなくなるなら意味はありません。
ただ書くだけでもオッケー!
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細かく丁寧に分類分けもする。それが一番の動きだとしてもそれに振り回されるなら分類分けなんてしなくていい。
それならただ使った金額を書き出すだけでもよいのです。
分類分けなどの他要素は都度の入力作業に慣れてから、少しずつ増やしていけばいい。
お金も時間もまずは記録から!そういうことです。