ビジョンがブレブレの人を見分ける簡単な方法
photo credit: DaveLawler via photopin cc
世の中には自分の信念…つまりこうなりたいというビジョンをもって仕事に取り組んでいる人と、良く言えば「今を生きる」…つまり場当たり的な考え方で仕事に取り組んでいる人と大きく分けて2種類います。
本日はこの2種類の仕事人間の見分け方を教えましょう!
非常に簡単で、そして「なるほど!」と納得がいくものでしょう。
日常生活で見え隠れしている
ビジョンがブレブレで場当たり的な考え方の人の特徴は簡単です。
一番わかりやすいのは「毎日言うことが違う」ということ。
同じ質問を違う言い方で聞くというトラップを仕掛けてみてください。すると「あれ?言ってることが昨日と違うぞ…」と思うことが出てくるはずです。
同じ質問を同じ言い方で聞くとさすがに同じことを言うと思います。ちょっと言い回しは違うけど同じニュアンスのことを聞く。
場当たり的な考え方の人はその質問の真意を考えることなく「反射的に」回答します。
なので聞き方が違うとそのトラップに引っかかってしまい、的外れな答えを言ってしまうのです。
では、ちゃんとビジョンを持っている人ならどうなるでしょう?
もちろん違う言い方で聞いても同じ答えが返ってきます。
なぜか?
簡単ですね。それは自分が「信念を持って」やっているから相手からの質問に対しても「彼はどんなことに対して悩んでいるのか?引っかかっているのか?」と考えてから答えるからです。
なので質問の言い方が変わっても真意を掴んでから答えるため、同じ答えになるのです。
じゃあ、ブレブレの人は真意を掴むことができないのでしょうか?
そんなことはありません。ちゃんと考えれば真意を掴むことができるでしょう。でも、そういう人は「ちゃんと考える」ことをしようとしません…いや、できないのです。
なぜなら「ここで悩んで回答が遅くなるとダメな人と思われるかも…」とか「ズバッと答えなくては情けなく見えるかも…」と自分の尊厳が失われることを恐れているからです。
これは歳を取れば取るほど顕著になってくる…地位や名誉により縛られた状態だと言えるでしょう。
ダイレクトに聞いてみたら?
photo credit: TheeErin via photopin cc
自分の同期や後輩なら「お前、一体どうなりたいと思ってるの?」とダイレクトに聞くことができます。しかし、上司や先輩にはなかなか聞き辛いというのが事実です。
そんなときはまずは自己開示です。
「自分はこれからこういうことを叶えたい、またこういうことにチャレンジしたいという気持ちを持っていますが、⚪︎⚪︎さんはどのように考えてますか?」
このように「自分はこうだが、あなたはどうか?」という質問をすることで相手のビジョンを自分で考えさせるのです。
質問に答えることにばかりフォーカスがいっている状態から「自分の信念は何か?」と考えることにフォーカスを持っていく。
そうやって出た答えは「あなたの質問に対しての答え」ではなく「その人の信念に直結した答え」なのでコロコロ変わることはないはずです。