何気ないことでもじっくり考えれば何か発見はある!
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会社に入社した当初は何もかもが新鮮で、とにかくがむしゃらに目の前のことをやってきていたと思います。
先輩たちから指示されたものを一生懸命にやる…これはどこの会社でも基本的にはみんな一緒です。
新しいことに挑戦させてもらえるようになるまでにはやはり時間がかかるというのも事実です。
そんな毎日を3年も過ごすとさすがにそれではいけなくなってきます。
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何気ない日常は本当に何気ない?
同じ業務を3年もやっていたら、さすがに慣れてくると思います。
早い人なら1年を過ぎたくらいから感覚を掴み、2年目にはかなりこなれた状態になるということもあるでしょう。
そんな慣れてくると陥るのが「頭を使わなくなる」という罠です。
右も左もわからないころは「どうしたら先輩たちのように…」や「これをうまくやるにはどうしたら…」といった自発的に考えることが多かったはずです。
しかし、慣れてくるとその業務については考えなくてもできるようになるため、人は得てして考えなくなります。
そうなると「その業務」は一見できているように見えますが、やっているだけで「できていません」
「やっている」と「できている」は日本語ではわかりにくいですかね…DoとCanには大きな違いがありますよね?
打席に立ってバットを「振っている」からといって「ヒットを打てている」ことにはなりません。
ただ振り続けることでたまにはヒットが出るかもしれませんが、それではあまりに非効率です。
打席に立つことは同然として、「どうしたらヒットが打てるか?」と考えることが必要です。
また、たまたま打てたヒットがあったなら、「なぜ今ヒットが打てたのか?」と考えるのです。
つまり、5W1Hを利用した思考です!
しかし、考える習慣がない人は「ヒットか打てたのは打席に立ってバットを振っていたから」や「ヒットを打つには打席に立つしかない」といった「スタートラインまでの考え」にしか至らないのです。
打席に立つことは同然として、その上で「打席上でできることはないか?」と考える。または「打席に立つまでにできることはないか?」と考える、これらが重要なのです。
何気ないことはない!
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毎日何気なく仕事をし、何も変化がない一日を過ごしているように感じているかもしれませんが、必ず何かしらの発見や気づきがあるはずです。
それはどんな些細なものでも構いません。大小に関わらず、それは必ずあなたを成長させる種となってくれるはずです。
仕事に慣れてきて時間が取れるようになってきたら、必ず今やっていることに発見がないのか掘り下げてみましょう!