10年目を迎えたGmailに対して、いろんな記事があるが…
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2014年4月1日はGoogleが提供するメールサービスであるGmailが10年目を迎えた日のようです。
エイプリルフールのタイミングだったのでちょっと気にしてなかったですが、本当のようです。
僕も日常的にお世話になっているサービスなのですが、10年を節目にいろんな記事があったのでちょっと僕も考えてみました。
有用なサービスを使う代償
多くの方が使っているGmail。だいたい4億人が使用していると言われています。
これが純粋な人数なのか、一人が複数アカウント持つケースもあるのでそれも含んでいるのかはわかりませんが、とんでもない人数ですね。
他にもメールサービスはあるのですが、発表当初にGmailが話題になったのは「1GBというメール容量」と「高い検索性」の2つです。
他社の多くは数MB程度のメール容量 しかなかった時代に「1GB」というとんでもない容量を無料で提供したこと、またGoogleは元々検索エンジンを提供している会社なのでそのノウハウを活かしたメールの検索性は非常に有用なものでした。
あなたも「あれ?あのメールどこにいったかなぁ?」という経験を一度はしたことがあるでしょう。それほどメール内の検索というのは潜在的なニーズがあったのです。
そんな有用なサービスを無料で提供している…なぜGoogleはこんなことをするのでしょうか?
無料のWebサービスのほとんどは「広告収入」によって収益をあげています。
現在のiPhoneアプリでも無料のものには必ずと言っていいほど広告表示があります。
Gmailが行っているのはメールの内容から推測した「関連性がありそうな」広告を画面に表示し、その広告を見てもらうことで収益をあげています。
ここで賛否が分かれるのが「プライバシー問題」です。
メールの内容をGoogleがチェックし、その上で勝手に広告表示をする!
確かにそうとも取れます。
でも僕は「有用なサービスとしてGmailを使うことにより、結果として自分が好みそうな商品の広告を表示してくれる」という風に考えてます。
確かに広告表示自体がうっとおしいということもありますが、まったく興味がない広告をずっと見せられるよりは興味が持てそうな広告を見せられる方がマシだと思うからです。
ギブアンドテイクなのか?
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10年という節目を迎えたGmail。この長い年月愛されてきたのはそれだけ有用なサービスであるという認知が高いということの表れだと思います。
サービスを使わせてもらう代わりの情報提供ならば僕はある程度仕方がないのかなぁと思っています。
ギブアンドテイクの精神で今後もこの素晴らしいサービスが続くことを願っています!