Windows標準のファイル検索とは違う快適さ!ファイル検索はEverythingとの使い分けが超クール!
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パソコン内の大量のファイル、あなたはいつも「あれ!?あのファイルはどこにいったかなぁ」と探しているのではないでしょうか?
また、わかりやすくするためにとデスクトップ上に置いておこうとすると、知らない間にデスクトップがファイルだらけでやっぱり探すはめになる…
そんな捜し物だらけのパソコンにしないためにもぜひやってほしいことが「ファイルを検索するクセ」です。
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Windows標準の検索も優秀!
Windowsには標準で検索する機能があります。一般的な場所(マイ ドキュメントやデスクトップなど)にあるファイルは基本、自動的に「インデックス」というものが作成されます。
このインデックスではファイル名やOfficeソフトで作ったファイルなどはその内容までもが検索軸として登録されるのです。
なので探したいファイルに含まれてそうな言葉を検索すると表示されるという仕組みです。
この標準の検索でも十分なのですが、僕は状況に応じて使い分けるようにしています。探したいファイルがどういう状況にあるか?で使うツールを分けているのです。
僕が利用しているのはフリーソフトの「Everything」というものです。こちらもパソコンにインストールすることでインデックスを作成し、ファイルの検索をしてくれるというものです。
標準の検索となにが違うのかというと、標準の検索は「決められた場所内にあるファイルのファイル名や内容までを含めてインデックスを作成する」という点。
Everythingは「パソコン内のファイルのファイル名のみをインデックスする」のです。
「えっ!中身までインデックスをつくる標準のほうがいいんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。
以下の写真を比べてみてください。僕のパソコンで「駐車場」という言葉でWindows標準の検索と、Everythingを利用した検索とを比較したものです。
上が標準。下がEverythingです。
明らかに検索結果が違いますね。それもそのはず。標準の検索はファイルの内容まで含めて検索するのでたとえばワードファイル内に「駐車場」という言葉を含んでいるものも検索にヒットします。
しかし、Everythingはファイル名に「駐車場」を含むものだけです。
僕の場合だけかもしれませんが、標準で出てくる結果は「ノイズが多すぎる」と思うのです。本当に探しているもののファイル名に含まれている語句がわかっているなら内容まで含めて検索する必要はありません。
しかし標準の検索ではファイル名のみと限定して検索することができない(と思う)のでどうしてもこういう結果になってしまうのです。 その点Everythingならシンプルな結果なので発見しやすいというふうに感じています。
もうひとつの問題が「どこに入れたかわからない」ということが基本は検索を利用する時の条件になると思います。
つまり、もしWindowsが標準でインデックスを作ってくれないところに保存しているファイルならいくら検索しても出てこないということです。
Everythingはパソコン内すべてにインデックスを作ってくれるのでどこに保存していても見つけることができます。
Windows標準でも設定を変えればそういったこともできるのですが、ファイル名とその中身まですべて検索するので検索結果が出るまでに非常に時間がかかってしまうという欠点もあるのです。
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検索の範囲を広げるには?
1日に捜し物を5分すると…
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仮に捜し物を1日5分やったとすると、1年間で1、825分、時間にすると30時間ぐらいになります。つまり丸1日は捜し物をしているということになります。
こういった無駄をなくすために僕が心がけているのは「内容がわかりやすいファイル名にして、後で検索して見つけることができる」という工夫です。
たくさんのフォルダを作って分類分けしたりするのはかならず「このファイルはどっちにいれよう」という俗に言うコウモリ問題が発生します。
カオスと化すパソコン内のファイル整理方法について - Getting My Life Better
コウモリ問題とは?
検索ベースでファイルを探すクセがあればどこにしまっていてもすぐに見つけだすことができる。これが賢いファイル保存の仕組みですね。