Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

「この仕事したくない!」は苦手な食べ物へのアプローチに似ている!?

photo credit: Denis Dervisevic via photopin cc

「毎日忙しい!」
「やることで頭がいっぱい!」

そういう悩みを持っている方は多いのも事実です。では、なぜそんな状態になっているのでしょうか?
そうです。「時間がない」からですね。

あれもこれもやることがいっぱいで時間が足りない…だから思うように業務が進まず、いつも手一杯な状態になっているのです。

 

しかし、周りにはスムーズに仕事を終える人もいるのが現実です。

時間は誰にも平等なのになぜ使い方にこんなに差があるのでしょうか?

 

時間の使い方を考えよう

やるべきことがたくさんあるのは誰もが同じです。仕事をしていてもし暇な時間があるのならそれは別の大きな問題です。

上で書いたようにスムーズに仕事をこなす人はどうやっているのでしょうか?

 

シンプルな回答です。
たった2つの取組みをするだけで時間を上手に使うことができます。

重いものからやる

まずは「重いものからやる」ということです。重いもの、つまり「面倒なもの」ということです。すごく頭を使わなくてはならない…いろんな調べ物をする必要があるなど、心理的ハードルが高いものを先にやるのです。

 

これは「嫌いな物から食べる」ということと同じです。

嫌いな物から先に食べるとあとは好きな物だけです。最初に苦しい思いをしておけば残りの時間は心理的なストレスはありません。

 

しかし嫌いな物をずっと最後までおいておくと「あ~、最後にはこれを食べなくてはいけないな…」と心理的なストレスが続くことになります。

そして一番最悪な事態が「お腹いっぱいなのに食べなくてならない」という事態。
お腹がいっぱいのときは好きなものですら食べたくないのに嫌いなものを食べなくてはならない…この状況が厳しい。親は「ちゃんと食べなさい!」と言うので食べなくてはならない。

 

仕事に置き換えると「疲れているのにやらなくてはならない」ということです。体力的・精神的にも疲れが溜まってきているときに「一番重い仕事」をやるのは非常にストレスが大きい。こんなときは簡単な仕事もしたくないはずです。でも期限が差し迫っているならやらざるをえない…こうなると非常に生産性も低く作業の進捗も鈍化します。

 

まずは5分間やる

重い仕事をやるのは本当に億劫です。だからなかなか手を付けることができません。

なかなか手を付けられないのはタスクを細分化できていないという問題もありますが、そこすらもわからないくらいの状態であるならばまずは「5分間だけやってみる」というのが大切です。

 

5分間と決めておけば、嫌になっても「あと3分だけ我慢すれば…」と少しは頑張れるはずです。

それに5分間だけでも作業をすれば「あっ!これはあの資料がないとできないな…」「これはあの作業と一緒にやったほうがいいな」といった発見があるはずです。その発見のおかげで心理的ハードルが一気に下がるなんてことも期待できます。

 

例えるなら「食べず嫌い」です。
「あ~、これは多分美味しくないんだろうなぁ~」と思っているならまずは一口だけでも食べてみるということです。

「意外と美味しい!」ならラッキー、「やっぱりちょっと…」なら「どの調味料を足したら食べられるだろうか?」と考える…そんなイメージですね。

 

あなたの食べ方はどう?

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仕事も食事も同じです。人は苦手なものを目の前にするとそれに対してどのようなアプローチをするかというのは場面が変わっても大きく変わらないのです。

苦手なものを最後に残しておくという人は苦手な仕事も最後まで残している…

 

心理的なハードルが高い「苦手なもの」を克服するためには体力・精神力ともに高い状態のほうがいい。なのでその日の一番最初にするのがベストなのです。

また、やらなくてはならないという「緊急度」の高い仕事だけではなく、やっておいたほうがよいという「重要度」の高い仕事も最初にするべきですね。

7つの習慣」でいうところの第二領域の仕事は「やったほうがよい」が「すぐにやらなくてはならない」というわけではないというものなのでどうしても後回しにされてしまう…この状態が続くと「毎日忙しい」「やることがいっぱいで自分のしたいことができない」というフラストレーションが溜まるのです。