こんなサービスがあるのか!披露宴の代理出席サービスから考える人間心理
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たまたまラジオで聞いたのですが、今割のいい副業として披露宴やパーティーへの代理出席というサービスがあるそうです。
これが給料の未払いなどの問題を起こしているみたいでニュースになってましたがそもそもこのサービスが商売として成り立っているのが僕には不思議です。
この人間心理は?
ちょっと調べてみると冠婚葬祭だけでなく新店のオープンまで、様々なシーンでの利用があるみたいです。
例えば披露宴の場合。
もちろんこのサービスを頼むのは新郎新婦です。そしてこの代理出席者のための料理や引き出物を用意するのも新郎新婦です。
つまり代理出席者を派遣する会社と式場の両方に支払いが発生するのです!
そこまでしてこのサービスを利用する理由は「ただの見栄」なのではないでしょうか!?
- 友達が少ない方
- 相手との数を合わせたい
- 余興をやってくれる人が必要
理由はありますが、僕にはそれぞれすべてが自分の人間力の至らない部分をただお金で解決しているだけにしか思えないのです。
「披露宴で友人の数が少ないのが恥ずかしい。」
「友人代表挨拶をしてくれる人がいなくて恥ずかしい」
「余興をやってくれる人がいなくて恥ずかしい」
冠婚葬祭の場はそれまでの自分の人付き合いが活きる場だと思います。節目の日をそれまでいろいろと支えてくれた方々に感謝の気持ちを伝えたいから呼ぶものであり、体裁を整えるためではありません。
プライドの高さが生んだサービス
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現代社会では周りの目を気にする人が増えたのでしょう。つまり、プライドが高いということです。
だから恥をかかないように、このサービスを使ってでもプライドを保とうとするのはないでしょうか。
僕には全く理解できないサービスですが人間心理が垣間見えた気がするニュースでした。