問題を感じるなら変えるべき!タスク管理の手法を変えることにしました ~最終章~
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さあタスク管理手法の見直しも今日で4日目。
いよいよ僕の「新・タスク管理」についてまとめていきましょう。ちなみに上の写真でわかったらあなたはかなりの「タスク管理ツールマニア」です。
GTDの考えに忠実に!
いままでのToodledoを利用したタスク管理はタスクシュートという考え方を加えた方式で管理をしていました。
でも僕にとってはタスクシュートの考え方よりもGTDに忠実に管理したほうがやりやすいと感じたのです。
前回の記事の通り、Toodledoのリピート設定の柔軟さからToodledoは今後チェックリストとして活用することにしましたので新しいタスク管理ツールが必要となりました。
そこで目をつけたのが「Nozbe(ノズビー)」です。
Nozbe.com - GTD Getting Things Done Online Web iPhone iPad Android Application for time management and productivity
このNozbeはGTDを実践するために作られたWEBサービスなのでGTDを忠実に実行したいという僕にとってはぴったりのものでした。ちなみに最初の写真はNozbeの生みの親、マイケル・スリヴィンスキーさんです。
なんといってもNozbeの強力なポイントはGoogleカレンダー・Evernote・Dropboxという言わば「クラウド三種の神器」との連携ができるということです。そしてもちろんiPhone用のアプリもあります。
GTDの考え方にはあまり「時間の概念」が出て来ません。それもそのはず日付・時間が決まっているタスクはタスクではなくスケジュールであるという考えがベースにあるからです。
しかし、僕にとってのスケジュールとは「誰か自分以外との約束」という考え方なのです。お客さんへの訪問や会社の会議といった「自分プラス誰かが必要」というものをスケジュールとして管理しています。
なので「自分一人でも大丈夫だけど日時は決まっていること」というのはタスクとして管理したいと思いました。しかも、それがカレンダーでひと目でわかるようになればベストです。
NozbeはGoogleカレンダーと同期するのでタスクとスケジュールをひと目で確認できます。なので「やらなければならないことがあるのに予定を入れてしまった…」というような事態を避ける事ができるようになると期待したのです。
実際に僕のGoogleカレンダーを見てみましょう。
濃い青色のものがNozbeから登録されているタスクでそれ以外のものがGoogleカレンダーで登録したスケジュールです。
今週のカレンダーなのですでにタスクはすべて「完了」となっています。このようにNozbeで日付と時間を登録したタスクはすぐにGoogleカレンダーにも登録されます。
タスクをたくさん登録したとしてもNozbeのカレンダー自体が独立しているのですぐにオン/オフすることができるので「タスクだけを確認したい」「スケジュールだけを確認したい」ということも簡単にできます。
GTDはプロジェクト管理も容易
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Toodledoのタスク管理の問題点としてあげていた「プロジェクト管理」についてもNozbeなら非常に簡単に管理することができます。
無料のアカウントではプロジェクト自体を5つまでしか登録できませんが、今のところ僕にとっては問題なく運用できています。
※いまは3つほどプロジェクトを登録しています。
全4回を通していろんなツールの使い方を説明してきましたが、簡単にいうとまずはこちらの本、
の「チェックリストとタスクリストを分ける」という考え方に基づいて分類分けをしたという点と、
- 作者:デビッド・アレン
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
僕の仕事術の基本となっているGTDをもう一度基本に忠実に実践することに決めたということです。
さあ、かなりすっきりしてきました。この方法でしばらく続けていこうと思います。
※Nozbeについて学びたいという方はこちらの本がオススメです。
できるポケット [公式ガイド] Nozbe ノズビー クリエイティブ仕事術
- 作者:倉園 佳三,できるシリーズ編集部
- 発売日: 2011/03/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)