これは本当に気をつけたほうがよい。営業マンがやってしまいがちな「言葉」のミス
photo credit: thinkpanama via photopin cc
今日から4月、新年度スタートとなりますね。意気揚々と新しい職場に入社した新入社員の方や転職者の方、また部署や部門が変わったりというケースもありますね。
なにはともあれ新しいビジネスライフがスタートするタイミングである4月に僕自身もすごく気をつけていることを書こうと思います。
言葉のマジック!
僕自身が非常に気をつけているのが「言葉」です。お客さんと接するときは敬語に気をつけるのは当然です。これは今更言うまでもない、当たり前のことだと思いますし、みなさん意識的に取り組んでいることでしょう。
僕が一番気をつけているのは「専門用語を極力使わない」ということです。これは意外とみなさん知らず知らずにやっているものです。専門用語や横文字を連発するとなんだかプロっぽい感じにはなりますが、とても伝わりにくくなります。
「人手が足りない」と言えばよいものを「ヒューマンリソースが足りない」とか言ったりする…ちょっと極端ではありますが横文字にしたほうがかっこよく聞こえるので新人さんとかは思わず使ってしまうのです。
僕はフリーマガジンを発行している会社の営業マンですが、いろんな専門用語があります。それをそのままお客さんに伝えてもお客さんの頭の中に「?」が出てくるだけでなんの意味もありません。
これはどんなことでも同じだと思います。
会社で「パソコンが壊れたので見てほしい」と言われる機会が多いです。修理を終えた後に「何が原因だったの?」と聞かれます。僕からすれば大したことではないのですがその問題を解決するPCスキルがない人にそのままを説明してもおそらく理解されないでしょう。でも伝えないとまた同じトラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
では、どうやって伝えるか?僕は「例え話をする」ようにしています。
そのままでは伝わらないなぁと思ったことを別の例えに置き換えて説明するのです。
この時極力身近なものに例えたほうがいいですね…その方が理解してもらえます。
本人の「知りたい」という欲求を満たすためにこちらがしっかりと咀嚼してあげることが重要なのです。その上でどうしてもわからない・伝わりにくいことは例えに置き換えて説明するということです。
咀嚼するには深い理解が必要
photo credit: c-reel.com via photopin cc
物事を人に伝えるためにはその人自身がまずは深い理解をしていなければなりません。人に説明を求められてうまく説明できないというケースは自分自身が深く理解していないということにほかなりません。
人に教える・伝えることを通して自分自身の理解度を図ることもできるはずです。難しい言葉・専門用語を連発して相手を困惑させるのではなく、深い理解を得ることで相手からの信頼と共感を得ることができると僕は考えています。