はっきりと断言しよう!新人のうちから自分の能力を測ったり比べたりするんじゃない!
夢にときめく新人さん
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昨日に続いて新人さん向けの内容です。
新しい会社での自分の姿を想像して夢にときめいているみなさん。自分にどんなことができるか、そして自分がどうなっていきたいかなどいろんなことを考えているのではないでしょうか。
僕もよく考えました…「あいつよりも上手くやりたい」「なにか会社に革新的なものを起こしたい!」
この感情は決して悪いものではないと僕個人は思います。しかし、大きな落とし穴があるのも事実です。
比較してる?
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この考え方の罠は「常に他者との比較をしている」ということです。
「あいつよりも上手くやりたい」はわかりやすいですね。相手と自分を比較しています。
「なにか会社に革新的なもの起こしたい」も過去と今を比較している…つまり過去の会社メンバーと今の会社メンバー(自分含む)を比較している。
こうなると気をつけなければ「自分はあいつよりも劣っている」という思考に陥ってしまいます。
つまり「能力がない」と思い始めてしまうのです。
この考えはいけません。自分すら自分の能力を信じれなくなってしまっては何も出来なくなってしまいます。
はっきりと断言します!
先輩があなたに一番望んでいることは「頼んだことはちゃんとやり切る!」というシンプルなものです。
上手くやるとかそういうことは付加価値であり、根本的な部分は「忘れずにちゃんとやり切る」ということに尽きるのです。
こちらが何度もリマインドを送らなくてもやり切ってくれると信頼が上がる…だから仮にやり方が上手くないとしても次もあなたにお願いするようになる。これが周りからみると「あいつは能力を認められているから先輩からの依頼が多い」と勘違いするのです。
上手下手なんてどうでもいい!
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新人のみなさん、上手くやる必要なんてないのです。先輩はミスすることも踏まえてあなたにお願いしているのです。
これは諦めではなく「この子にはこれをやり切る能力がある」と期待をしているからこそお願いしているのです。そして仮にミスをしてもそこから学んでくれることがあればそれでいいと思っているのです。
自分の成長を望むなら、まずは「言われたことをやり切る」というシンプルな行動が重要です。