Evernote Helloは素晴らしいアプリだけど日本人向きじゃないのでは?と思っている
出会いの管理の形
photo credit: theunquietlibrary via photopin cc
営業の仕事は出会いの仕事とも言えるでしょう。お客様と会って商品を説明し、納得してもらい購入してもらう…
そんな日々、いろんな人との出会いがある仕事は営業だけではないでしょう。
また、仕事だけではなくプライベートな時間でも出会いはつきものです。
それを管理するアプリとして生まれたのがEvernote Helloです。
Evernote Hello 2.0.3(無料)
カテゴリ: ライフスタイル, 仕事効率化
販売元: Evernote - Evernote(サイズ: 26 MB)
全てのバージョンの評価: (33件の評価)
素晴らしいコンセプト
photo credit: penyaskito via photopin cc
このアプリは「人と出会ったときにすぐに使用する」というのがスタート時のコンセプトだったので現在もその要素を多分に含んでいます。
先般の大幅アップデートで名刺管理の機能も利用できるようになり、かなり注目を集めているところです。
しかし正直な話、これって日本人向きではないのかなぁと感じています。
その大きな理由は「初対面のビジネスパーソンにいきなり写真撮影のお願いはしづらい」という点です。
出会いや名刺の管理は基本的には仕事の側面が強いと思います。少なくとも僕はそうです。そして名刺交換はだいたい初対面の際に行われます。
このタイミングで「写真撮らせていただいてもいいですか?」とは言いづらいですよね?もしかして大都会ならその土壌があるのか…???
「すいません、写真撮ってもいいですか?」
「ん?あぁ、Evernote Helloね!いいよいいよ!」
こんなことはおそらく山口県ではないです。
このアプリは位置情報も一つのノートに付加し、「どこで会ったか?」も残せるようになっています。だったら会った場所で登録したいというのが思いですよね?その場でできなくてもあとで場所の変更もできますが…それではなんだか本末転倒な気がする。
結局、どうしてもお願いができないので会社に戻ってきて名刺を登録するというのが一番多い使い方になってしまうのかもしれません…
現在この名刺管理の機能は全ユーザーが使用できますが、近い将来有料ユーザーのみになるみたいです。僕のようなEvernoteライトユーザーには有料アカウントほどのアップロード容量がいらないので使えなくなってしまうのは残念ですが仕方ありません。
それなら別の形でEvernoteに送ったり、またはまったく違う名刺管理アプリを使うという選択肢もあります。
現在僕が使っているのは「Eight」というアプリでこちらは名刺の写真をアップロードすると最低限の情報(名前、社名、電話番号、メールアドレス)のデータを入力してくれるというものです。このアプリもクラウド上でデータを管理しているのでiPhoneからでもパソコンからでも見ることができます。
Eight - 名刺認識管理(つなげて育つ名刺帳) 3.5.8(無料)
カテゴリ: ビジネス, ユーティリティ
販売元: Sansan, Inc. - Sansan, Inc.(サイズ: 13.6 MB)
全てのバージョンの評価: (986件の評価)
管理の仕方は様々!
photo credit: liewcf via photopin cc
ビジネスマンにとって悩ましい問題である出会いの管理。ひと昔前なら名刺は名刺カードやバインダーで管理していたかもしれませんが今は便利なサービスがたくさんあります。今回のEvernote Helloも素晴らしいアプリだと思いますが、僕は初対面の人に写真撮影のお願いはしづらいです。
まあ、このアプリが使えるくらいフランクな人間になるということが大切なのかもしれませんね(°_°)
※名刺管理について、こんな記事もありました。
ビジネスパーソンの半数が「名刺を整理していない」(誠 Biz.ID) - エキサイトニュース
管理していないが半数以上!