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衆議院選挙スタート!候補者・政党…どうやって選ぶか?

選挙公示日です。

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2012年12月4日、ついに衆議院選挙が公示されますね。今回は政党が12も乱立する状態で有権者の僕たちは「一体どの候補者・政党に投票すべきなのか?」と悩むばかりです。僕自身も今回はどうしようかと思い、ちょっと今選挙に思うことをまとめてみようと思いました。

 

投票権は2つ

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今回の選挙は小選挙区比例代表並立制のため、小選挙区で1名選び、比例区で政党名を選ぶという「2回選ぶ権利」があります。政党が12もあるのでもしかしたら住んでいる地域に応援したい政党の候補者がいないかもしれませんがその場合は比例区で投票をすればよいという訳です。

 

誰を選ぶかというのが非常に大切なのが民主主義の原点です。

本当はみんなが意見を出し合って話し合いで決めるのがベストなのかもしれませんが、主権者である国民は1億人以上もいますし、みんなそれぞれの地域に住んでいるのでみんなが集まることなんて不可能です。だから主権者の代理人である国会議員が国会に集まっていろいろ決めるという「間接民主制」という制度を取り入れているのです。

つまり僕達が投票する人というのは「自分の考えをちゃんと国会という場に伝えてくれる信頼の出来る人」「自分と同じような考えをもっている政党」ということになるのです。

それを判断するのが政権公約、つまりマニュフェストです。各党が「脱原発」「卒原発」などのキーワードを入れてさまざまな視点で日本を変えるための方法を発表しています。

まだどこにいれようか、だれにしようかと悩んでいる人はまずはこの「政権公約」を読むのがいいかもしれませんね。もちろん公約通りにすべてが行くとは限りませんがはっきり言ってこれくらいしか「どこに入れるべきか判断する材料」がないとも言えるかもしれません…

 

ネット選挙の禁止

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今回の衆議院選挙は今まで通り「インターネットを利用した選挙活動」は禁止です。なのでこれまで積極的にTwitterFacebookで投稿したり、ブログの更新をしていた政治家たちは今日からできません。

(ちなみに政治家の9割が自分のHPを持ち、3割がTwitterFacebookを利用しているそうです)

 

これはインターネットがなかった時代にできた「公職選挙法」のせいです。現代社会での情報収集というとインターネットが主流です。「誰に投票しようかな?」と悩んだ時に、または「この人はどうなんだろう?」と思った時にまず情報を集めようと思えばインターネットを見るはずです。

しかし、インターネットは「偏った情報が増幅する」可能性があります。例えば悪い噂はみんなが拡散するのであっという間に増えていきます。本当は根も葉もないことなのかもしれませんがこれが選挙活動中は自分がインターネットに投稿できないのでこの噂を止める術がありません。

今回の選挙も旧来通り、街角でビラを配り、選挙カーで声を枯らしながら訴える…その人がどんな人かもよくわからないままに投票日を迎える。そんな状況なので「投票に行っても無駄」「誰に投票しても変わらない」と投票率が落ちていくのだと思います。

 インターネットをうまく利用してSNSなどで有権者との対話をしっかりとすることができる政治家などが増えてくれば期待感も上がり投票率も上がっていくのではないでしょうか?もっと政治に関心をもつ人が増えるのではないでしょうか?それとも今の政治家はそういう人が増えてもらっては困るのでネットでの選挙活動をいつまでも許可しないのかも!?

 

僕たちは直接政治に参加することはできないですが、選挙という間接的にではありますが政治に参加するチャンスをふいにしてしまうのはもったいないと思います。せっかくある自分の権利です。しっかりと考えて投票に行くべきだと思います。