じゃあ、どうなったら自分の中で納得がいくのか?を考える。
うまくいく事もいかない事も…
photo credit: Stuck in Customs via photopin cc
自分を含め、周りの人だって表面には出さないけれど毎日戦っていると思います。「どうしてもうまくできない」ということや「失敗してしまった」なんてことは日常的に起こりうる事象です。
しかし私たちは周りをみてもわかるように、自分の周りの人は「問題なくやり遂げている・うまくできている」というふうに見えます。それもそのはず、わざわざ大きな声で「失敗した!」と騒ぎ立てるようなことをみんなしないからです…あなたもしないでしょ?
自分の目標とは?
photo credit: Kalexanderson via photopin cc
自分が「こうありたい」と思っているものと現実とのギャップがあるときに悩みや不安というものが生まれます。これ自体はまったく正常な思考回路です。
つまり誰でも悩み、不安に陥ることがあるということです。これはもちろん納得できるでしょう。
では、考えてほしいのは「どうすれば自分の中で納得ができるのか?」ということです。大切なのでちゃんといいます。他人の評価ではなく「自分自身が納得いくか?」ということです。
なりたい自分になれれば【つまり、目標を達成できれば】満足だというのはわかりきっています。そうではなく、満足するために何ができるかを考えてないのではないかということが言いたいのです。
ここでよく「自分らしくありたい」という言葉を聞きます。こういう人は「でも、私は…」と人のアドバイスを聞かないタイプが多いです。
「自分らしさ」ってなんでしょうか?仮にいま自分がなにか壁にぶつかっているとしたら、その壁にぶつかっている状況は「自分らしさ」の産物ですよね?その状況でまだ「自分らしさ」にこだわり続けるというのはどうなんでしょうか?
そこから脱出したい、変わりたいと思っているならアドバイスを素直に聞き、実践する。新しいことだからすぐには効果がでないかもしれません。それでも信じてやり続ける…やり続けることはアドバイスをしてくれた人への信頼感の表れでもありますよね?あなたが相談した相手はあなたのことを苦しめてやろうとしてアドバイスをするわけではありません。そんな相手には相談はしないでしょ?納得できる・できないを考えるよりもまずは信じてやってみるほうがよいとは思いませんか?
ゴールを見るのではなくマイルストーンを見る
photo credit: Kalexanderson via photopin cc
多くの人はゴールの見えないマラソンをしていると思います。なりたいなぁという自分像は持っている人もゴールまでを意識してる人は少ないです。
そのため「現在地点」が把握できず「このペースで走っていて大丈夫だろうか?」という不安に陥ることがあります。
ゴールを決め、そしてゴールまでの道筋を考える。これが大切だと思います。10km地点までまだ来ていないのに30km地点のことを心配してもしょうがありません。まずは10km走る…つまり目の前のことを全力で取り組むということです。
そうすれば「現在地点」がわかり、自分が前進しているということを認識できるようになります。これが自分の成功体験となり、次の10kmを走る原動力となります。
ゴールとそれにつながる道筋。これを明確にすることが「自分を納得させる」ために必要なアクションだと僕は考えています。