自分が一番自分をわかっている…だからこそ、人の声に耳を傾けよう!
「自分」にこだわりすぎている?
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何かを始めたりするときに「自分に合ったもの」を見つけようと一生懸命になるということはよくあると思います。
「僕はこんな人間だからスポーツは合わない」とか「私はこんな性格だからこれをしよう」という感じです。
しかし、前提条件を決めてしまっているので何か新しいことを始めようと思っても大して大きな変化がない選択をしてしまうのです。
「自分像」に囚われすぎていると変化は起こりにくくなってしまいます。
自分像を客観視する
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人間誰しもなんかしらのコンプレックスを持っているものです。
「絵が得意/下手」「運動ができる/できない」といった能力的なものから「前向きな性格/後ろ向きな性格」「社交的/内向的」といった性格的なものまで、たくさんあります。
どこにコンプレックスを持っているかはそれぞれ違いますが、「自分は完璧で素晴らしい人間だ」と思っている人は少ないでしょう。
しかし、確かにコンプレックスがあるのはしょうがないとして、それに囚われていてはいけません。もし変わりたい、なにか変化が欲しいと思うなら「自分の殻を破る」ことが重要となります。
では、どうやって殻を破るのでしょうか?
それは自分の殻がどんな形をしているかを知る必要があります。ほとんどの人が自分という人間を一番わかっているのは自分だ!と思っているでしょう。確かにそうかもしれませんがそれは「自分から見た自分」でしかなく、「他人から見た自分」はどう見えるのかという点をまったく考えていません。
自分から見た殻の形だけでなく、他人から見た殻の形も参考に行動する…時には自分はそう思わないけど他人が言ったことを信じて行動するという決断も必要になるでしょう。そう、簡単にいうと「他人の意見にも素直に耳を傾ける」ということです。
周りにいる人はどんな人?
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自分のことを「こういう人間だ」と強く思っている人ほど、周りの意見に耳を向けない、または聞いているけど受け止めていないというケースが多いです。
しかし、そういう人にぜひ考えてほしいのは「あなたの周りにいる人たちはあなたにとってどんな人なのか?」という点です。あなたが自分のことを話したりする相手はあなたに変なアドバイスをして悪い方向に進めてやろうと考えているような人でしょうか?悪意をもって接してくるような人でしょうか?
そうではないはずです。あなたのことを全力で応援してくれる信頼できる相手のはずです。そんな相手が言ってくれた意見に素直に従って、新しい自分を見つけるという方法もあるはずです。
「自分が一番自分をわかっている」というならぜひ周りの人に自分はどういう風に見えているか聞いてみて下さい。
※有名なものにジョハリの窓というのがありますのでこちらも参考に。