ソーシャルの時代だからこそ、個人を磨くことが重要!
ソーシャルの時代
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言わずもがな、今は「ソーシャルメディアの時代」です。さまざまな情報発信ツールが発達し、個人が簡単に情報を発信できる世の中になっています。
これまでなら自社の商品を紹介するのにはマスメディアを利用する、つまり新聞や情報誌への掲載、テレビCMなどを利用するというのが一般的でした。
今はソーシャルメディアを上手く使うことでマスメディアとは違った情報発信ができるようになりました。
しかし、ここで重要ことを忘れている、または勘違いしている方が多いのも事実です。
より個人が見られる
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ソーシャルメディアを利用して個人で情報発信ができるようになったということは逆を言えば「個人の発信する情報に責任が発生するようになった」とも言えるでしょう。
どういうことかと言うと、例えば情報誌に掲載する場合、その情報の良し悪しや自社へ悪影響がでないかなどは媒体社の担当営業マンがしっかりと精査してくれます。もし表現にまずい点があれば修正するよう教えてくれ、またより良い方法があればアドバイスもしてくれるでしょう。
しかし、ソーシャルメディアを利用して個人で情報発信する場合はその発信する情報の良し悪しなどはすべて自分が判断することになります。つまり「情報を発信するものとしての責任」が出てくるのです。間違った情報や誤解を招く表現で思わぬマイナス要素が出てくるかもしれませんが、それはすべて自分の責任ということになります。
また個人として見られることで「不断の努力」が必要になります。
Facebookなどで顔を出し実名で活動している場合、日常生活でも弛まぬ努力、つまり「誰かに見られていることを意識する」ことが必要です。ソーシャルメディアでは「ポイ捨てはダメ」とか言っておきながら、自分が実際にやっていると信頼は落ちてしまいますよね?Fecebookでは人当たりがいいのに実際にお店に行ったらものすごく冷たくあしらわれた…これも同様です。
つまり「裏と表で顔が違う」という人は信頼度は落ちてしまいますし、やはりその人が発信している情報もどうしても素直な気持ちで受け止めることができないのが人間というものです。
当たり前といえば当たり前
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上に書いたことは簡単に言うと、
「情報発信はよく考えて」
「普段から正しい行動・言動を心がけよう」
ということです。よくよく考えてみればソーシャルメディアがある・なしに関係なく一人の人間として当たり前といえば当たり前のことを注意しましょうということです。
ソーシャルメディアという新しいツールだから気をつけるということではなく、より個人の責任が増す中で個人としての魅力や能力を磨いていくことが大切だということです。
情報を発信するのも人間なら、受け取るのも人間です。自己研鑚の気持ちを忘れずに持ち続けましょう!