新人さんに送る!決して能力が劣っているわけではない理由
周りと比べると…
photo credit: JD Hancock via photo pin cc
周りの人は仕事をテキパキとこなしている…自分はいつもバタバタしている…そんな風に感じることはありませんか?誰もが一度は感じたことがある感覚だと思います。この時多くの人が他人との比較で「自分には能力がない」とか「人よりも劣っている」と考えがちです。
しかし、本当は能力的な問題よりも意識的な問題の方が大きいのです。
比べる対象が正しい?
photo credit: Paul Mayne via photo pin cc
社会に出ると様々なことに「比較」という考え方が入ってきます。これは社会生活をする上で、誰もが「一番良い選択をしたい」と考えるので比較が入ることは仕方がありません。
問題は比較すべき対象が正しいか?ということだと思います。
例えばスポーツの話で言えば、僕はバスケットボールをやっており、うまくなりたいとはもちろん思いますがNBA選手と比較なんてもちろんしません。他の競技でも一緒ですよね?野球ならメジャーリーガーと比較はしないはずだし、サッカーならセリエAと比較はしないはず。
「そりゃそうだよ!」という声が聞こえてきそうですが、仕事ではどうですか?周りの先輩を見て「自分はなんて仕事が遅いんだ」なんて考えてませんか?身近すぎて気づかないかもしれませんが、先輩たちは長い年月をかけて鍛えられたいわゆる「仕事のプロ選手」なんです!仕事が早くて当たり前!もし、社会人経験が少ないのに仕事をバリバリこなされたら先輩の立場がありません…
つまり元々比べる対象が間違っているのだから悲観的になる必要はないということです。
焦らず行こう!
photo credit: OverdueConfessions via photo pin cc
「そうは言ってもやっぱり先輩たちに迷惑をかける訳にはいかないから早く成長したい!」と感じているならそれは素晴らしい感情です。自分の仕事を全うしようとする責任感と真摯に取り組む誠実さの表れです。
でも、大丈夫です。先輩は黙って苦しそうにもがくあなたの姿を見るよりも、素直に助けを求め、そして吸収しようとする姿を見る方が嬉しいのです。だから焦らず、ひとつずつ階段を昇って行こう!
仕事の一流プレイヤーである先輩たちを自分と比較する対象ではなく、自分の目標とする対象に変えていきましょう。