デジタルとアナログの必要性
昨日の事件
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昨日、世の中は金環日食で湧いていたのですが、我社ではお昼すぎから「ネットワーク障害」に湧いておりました。インターネットがまったく繋がらなくなり、自社共有サーバーへのアクセスができず、まったく業務ができないという事態が発生しました。
そこで「デジタルとアナログ」の必要性を大きく感じたのでちょっと記事にしてみます。
デジタルの欠点
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デジタル、つまり様々なデータベースなどは概ねネットで接続されているのが現代の常識です。サーバーにあるデータベースに各営業所からアクセスする。メールだってそうです。要は各PCやサーバーを血管のようにつなぐものがネット回線だということです。その血管が切れるとデジタルはその機能は大きく損なってしまいます。
それに対してアナログはネットに依存しないためそのもの自体の機能は損なわれません。例えば手帳にしっかりとスケジュールを記載しておけば停電があったとしても忘れることはありません。
また、デジタルとアナログともに大切なことは「もしものためにバックアップをしておく」ということです。どちらも仕事では大切な「情報を扱う」ツールです。なくなって困ることは間違いありません。ですから、もしもに備えてバックアップをしておくというのは重要です。
ただし、そのバックアップの重要性はデジタルの方が圧倒的です。なぜならデジタルはその性質上多種多様な情報をアナログの何十倍・何百倍も保存することができるからです。ですので失ったときのダメージが大きいのはデジタルです。
デジタル・アナログのハイブリッド
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ビジネスシーンにおいてデジタル機器がないなんてことは今も、そしてこれからもおそらくありえません。ではその状態で仕事に支障をきたさないようにするためにはまず「障害自体を起こらないようにする」ということと「デジタルだけでなくアナログにも情報を拡散しておく」ということでしょうか…つまり「デジタルとアナログのハイブリッド化」ですね。すべてをアナログにすることは不可能ですのである程度の情報はアナログにも反映しておくと安心できるのではと思いました。
ちなみに昨日のネットワーク障害の原因は誰かがスイッチングハブから出たLANケーブルをスイッチングハブに挿す、つまりループが原因でした…これは「こういうことしたらダメだよ」と教育することで「障害自体を起こらないようにする」ことができるはずですね。