言いたいことを伝えるのは難しいことではない!
自分の思いを伝える
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人間はすばらしい生き物です。いろんなものを使ってより効率的に行動したり、自然を見て感動したりなど、非常にたくさんの感情をいだくことができます。
そしてその感情を伝えるために「言葉」という道具を使うことができます。動物も鳴き声などで相手に自分の意思を伝えることができるかもしれませんが、人間ほど感情的なものを伝えることができる生き物はいないのではないかと思います。
しかし、その多様な感情を上手に相手に伝えることが非常に難しいというのも事実です。うまく言葉に出来ない…そんな経験をしたことがある人は多いと思います。
何を伝えたいのか?
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「1度」に「すべてのこと」を「完璧」に伝えようとする
言いたいことをうまく伝えられないという人には上のような特徴があると思います。
これは難しい。だいたい生まれも育ちも違う相手に自分の感情や意思をたった1度で完璧に伝えることなんてできるはずがない。自分に一番近い(似ている)はずの親に伝えることだって難しいのに。しかも「全部まとめて」話そうとすると余計に難易度があがってしまいます…
「まず1つだけ、簡単に自分の気持ちを伝える」
僕が言いたいことを伝えるためにたった一つだけ心がけていることです。
まずは1つだけ、完璧でなくてもいいんです。その時浮かんだ言葉を発する。そうすると相手はその不完全な言葉を理解しようと考えてくれるはずです。考えると「なぜ、そう思ったの?」とか「どうしてそうなったの?」とか疑問が生まれてくるはずです。
次にすることは相手からの疑問に答えていく。これも「完璧な」答えをするのではなく「簡単に」答える。相手はその答えに疑問が出ればまた質問してきてくれたり、その答えに対して自分なりの感想を言ってくれたりします。
こうして言葉のやりとり…つまり、「対話」をすることで自分の気持ちを少しずつ伝えることができるのです。
元々、言葉の役割とは?
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「自分の気持ちだから自分がまとめて話さなければならない」と思いがちだと思いますが、元来「言葉」というのは他者とのコミュニケーションツールとして発展してきたはずです。だから「対話」を通して「自分の気持ちを相手に引き出してもらう」という考え方でもいいはずです。
言いたいことを上手に言えないという人は、まず一言、完璧でなくても大丈夫です。口に出してみてください。