情報社会だからこそ 情報収集をしないという選択
情報収集してますか?
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生活の中でインターネットが当たり前のように利用されている現在、さまざまな情報が「すぐに」「手軽に」手に入るようになりました。しかしインターネット上には余りにも膨大な情報が流れているため昔に比べると「本当に有益な情報」を手に入れるのが少々困難なこともでてきています。
また、情報収集が簡単になってしまったがため、情報収集に追われて「情報を集めて置かないと周りの人との会話がままならない」という強迫観念に襲われてしまうという方もいらっしゃるようです。
便利になったことで弊害がでてしまっている…これではいけません。
情報は集めすぎないことが大切
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例えばテレビを買おうと思って様々な商品を比較検討するためにネットで検索したとしましょう。おそらく膨大な数の情報(機器の性能比較、使用者のレビューなど)を得ることができるはずです。そして「一貫性のなさ」に驚くはずです。
あるサイトではA社のテレビが評価1位だけど、別のサイトでは評価が最悪。またあるサイトでは3位くらいの評価…また、評価は1位だけど使用者のレビューを見ると批判ばかり…こうして「何を基準に選べばいいのか」わからなくなってしまいます。
これは「買うからには絶対に失敗したくない」という心理が働くからです。しかしこの状態で商品を購入すると「本当によい商品を購入できたのだろうか?」「実はB社の方が良かったのでは?」とせっかく買った商品に満足できなくなってしまいます。
僕はこういうことを防ぐために「情報収集はほどほどに」を心がけています。信頼できる2~3サイトの「単純な機能比較」で判断するようにしています。それと使用者のレビューはあまり意識しません。これは「使った感想は人それぞれ、個人差が大きい」と思っているからです。参考になるものもありますがちょっと前の某飲食店口コミサイトの「ステルスマーケティング」のようなことも考えられるので…
最終判断は自分!
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情報を持っている人は強いと思います。上手く情報を使い、より良い判断の材料にすることは非常に大切な行動だと思います。しかし中にはその情報に振り回されてしまい、冷静な判断を失ってしまう人もいます。
いくら情報を集めようが最終最後に決めるのは「自分」です。さまざまな情報に流されず、自分の基準で物事をしっかりと判断して行きましょう。