先生がくれた「その後の僕の人生」を変えた一言
恩師の一言
中学生のころ、決して良い生徒ではなかった僕ですがある先生との出会いが僕のその後の人生を大きく変えるこ とになりました。その時先生からいただいた「一言」が今では僕の中で大切な言葉となっています。
その言葉はいたってシンプル
こういうふうに書くと「すごい身に染みるような素敵な言葉」なんだろうと期待をするかもしれませんが、いた だいた言葉はいたってシンプルです。それは中学3年の時、その時英語を担当していた先生がくれたものでした。
その言葉とは「やればできるね!」という一言です。
ひょんなことからその先生と補修をすることになり、僕が渋々受けていたときに言われた言葉です。僕は成績が 非常に悪く、特に英語と数学はひどいものでした。そんな僕にそれまでは誰も「やればできるね」なんて言葉をかけてくれませんでした。むしろ「ダメじゃね」や「バカじゃね」という言葉ばかり…なので僕にとっては「褒 められた」体験というのは非常に貴重な体験でした。
一度褒められると「また褒められたい」と考えるようになり、最初は嫌々だった補修も積極的に受けるようにな りました。
自己承認が大切
今でも僕は苦しい時には心の中で「やればできる!」と言うようにしています。こうして自分の力を認めてあげ る「自己承認」を繰り返すことで困難にも強く立ち向かっていける…そう実感しています。