やりたいことをやる人生のために その2
モチベーションが続かないわけ
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せっかく立てた目標なのに…自分がやりたいと思って始めたことなのに…続かない。そんな経験、みなさんもあることでしょう。
では、そんなあなたに質問です。あなたは日課の「見直し」をしたことがありますか?
おそらくしたことがないでしょう…ええ、ご想像の通り、私も以前まではやったことがありませんでした。最初に決めた日課をやり切ることが美しいとさえ思っておりました。
前回の例でマラソンを出しました。「来年マラソンを完走する」という目標に対して「毎日3kmのランニングをする」という日課を設定したという例えです。でも、実際は毎日1.5kmしか走れなかった…または無理して3km走ったせいで次の日に体力的にきつくて走らなかった…
こんなことはよくあることです。ここで「ダメだなぁ~」と自分を責めてしまい、自らモチベーションを下げてしまっていました。
しかし、ここで「当初の設定が厳しすぎたのでは?」ともう一度設定を見直すことが大切なんです。
設定の見直しは妥協ではない
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設定を見直すと聞くと「自分の掲げた課題ができないからハードルを落とす…妥協じゃないか!」と思われる方もいると思います。はっきりいいましょう、違います。何も設定を見直すのは掲げた課題ができない時だけではなく、ちゃんと課題ができた時にも見直すからです。
仮に「3kmが無理だから2kmにしよう」と決めたとします。この時、最終目標までのステップが明確でないと途端に計画は破綻します。
来年の11月にマラソンがある、残り20ヶ月、今から半年後には10kmを走り切る、1年後にはハーフマラソン完走。さらに半年後には30kmオーバーを目指すというような「中間目標(マイルストーン)」が定まっていないといけません。「ちょっとキツイから2kmでいっか~」という「今の自分」だけを考えて課題を決めないということです。
だって人間だもの
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このブログを読んでいる方も僕もおそらく「人間」です。
テンションが高く何でも挑戦する気持ちになる時もあれば、何もやりたくない時もあります。バイオリズムの変化を考慮して週ごとにでも自分の日課の進捗状況をしっかりと把握する、そして必要なら見直すことが「やりたいと決めたことをやり抜く力」となる、そう信じております。